読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年12月発行 広報よみたん / 11頁

【見出し】-ストップ・ザ・ドリンク・ドライバー作戦実施中- 飲酒運転をやめよう 表情も豊かに <読P連> 第16回 童話・お話したい大会

 村民の決意『しない させない 飲酒運転』を合い言葉に、十月二十二日午後、「飲酒運転をなくする各種団体緊急集会」(主催・読谷村)が村総合福祉センターにおいて開かれ、飲酒運転の追放宣言が行われました。
 集会には区長会や老人会、婦人会などの各種団体から約百人余の関係者らが参加する中、山内村長や宇栄原幸男嘉手納警察署長が交通事故防止や飲酒運転追放を呼び掛けると共に、長嶺真一郎区長会長や城間康彦読青協会長が決意表明を行いました。
 県警では、今年初めから交通死亡事故につながる飲酒運転を撲滅する対策として「ストップザドリンクドライバー作戦」を展開し、飲酒運転の徹底取締りを推進していますが、九月末現在においての飲酒運転検挙件数は一○〇六三件(うち逮捕者三三八件)にのぼっています。
 県警が作成した飲酒運転者の実態分析資料(アンケート調査に応じた六〇一一人の飲酒運転者の実態)によると、検挙の多い時間帯は午前0時から6時までの間で四九六五件で全体の82・5%を占め、本県の夜型社会の現状を垣間見ることができます。
 職業別の飲酒状況は会社員、土木建築・工員、自営業などの順となっており、飲酒場所や目的、理由については、居酒屋やスナック・バーなどで三五五七件(59・2%)、付き合い酒が三二七六件(54・5%)で「この程度は大丈夫と思った」や「警察に捕まらないと思った」が四二四〇件(70・6%)を占めています。
 なお、居住市町村別で最も多く検挙されているのは那覇市居住者で、次いで沖縄市、宜野湾市、浦添市の順で、四市で二五五七件(42・5%)となっていますが、免許保有者千人当たりでは本村が二九三人(15・7%)と最も多く、県内ワーストーという不名誉な記録を示しています。(※八月八日現在)
このような反省から、私たち村民は、「村民の決意」として、『飲酒運転をしない、させない』という自覚と強い意志を以て、飲酒運転追放に取り組みましょう。
 飲酒運転のない明るい安全な村をめざして。

 読谷村PTA連合会(長浜宗則会長)主催の「童話お話し大会」-が十月二十六日午後、喜名小学校及び読谷小学校の両校で行われました。
 これは、小学校における童話お話し大会を通して、表現力の養成に努め、情操の陶冶と言語教育の発展に資することを目的に開催されているもの。大会は、喜名小学校で低学年の部(小一~三年生)、読谷小学校で高学年の部(小四~六年生)に会場を分けて行われ、それぞれの会場で低学年の部に十人、高学年の部に十人の各学校代表の児童らが出場し、身振り手振りを交えながら熱弁を振るいました。審査の結果、次の児童が最優秀賞に輝きました。
【低学年の部]
▼最優秀賞
・宮城かずき(喜名小二年)
・銘刈志伊奈(読谷小二年)
【高学年の部】
▼最優秀賞
・与那嶺大輔(古堅小五年)
・比嘉美幸(古堅小五年)
以上の児童は読谷村代表として中部地区大会に出場します。また、中学生による意見発表大会は十一月五日に読谷中学校で開かれ、次の生徒が最優秀賞を受賞しました。
【中学生の部】
▼最優秀賞
・幸喜恒寛(古堅中)
・阿嘉栄里香(読谷中)

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