頭部全体は黒色ですが、ほおの白い部分が目立ちます。また、胸から腹にかけては白い地色にネクタイをしたよう
た黒い帯がでます。
繁殖期には、「ツツピー、ツツピー」とよくとおる声でさえずります。村内の森林地域から住宅地、公園、街路樹など広い範囲でみられ、主に昆虫類をエサにしています。
繁殖時期は四月~七月ころで、年二回繁殖し、巣は木のウロや建物のすき間、水はけのよいパイプなどにかけます。
巣箱にも良く入り、巣の材料はミズゴケなどのコケ類を厚く重ね、その上にやわらかいけものの毛や羽毛などをまるめてつくります。
冬場は森林内でメジロ、ヒヨドリ、サンショウクイなど種類の違う鳥同士が「混群(こんぐん)」をつくり、移動しながらエサをとります。
文:県立博物館学芸員
嵩原建二
読谷村社会福祉協議会では平成八年度から「ふれあいのまちづくり事業」(国庫補助事業)を導入し、福祉の村づくり事業を展開することになりました。
そこで、地域における相談・援助活動の充実や住民参加による各種福祉サービスの実施等、地域福祉の総合的な推進を図り、常時相談ができる体制をつくるため、福祉センター内に「地域福祉コーディネーター職員」や「常勤相談員」を配置しています。(※十一月一日付け)
【地域福祉コーディネーター】
・石嶺由美子(喜名区)
【常勤相談員】
・池原伝盛(楚辺区)
担当日[月・水・金]
・池原美恵子(古堅区)
担当日[火・木]
※相談時間は午前10時~午後4時まで。
この「ふれあいのまちづくり事業」は、平成三年度から市町村杜会福祉協議会が実施主体となって、地域住民の参加と市町村や福祉施設等の関係機関との連携のもと、地域に則した総意工夫により具体的な課題に対すると共に、住民相互の助け合いや交流の輪を広げ、共に支え合う地域づくりに寄与することを目的として取り組まれる事業です。 地域福祉活動コーディネーターは、①地域住民ニーズの把握、②住民等の参加の促進並びに市町村、社会福祉施設及び関係機関・団体等との連携・調整等の業務を担い、読谷村の地域福祉推進を担当します。
ふれあい相談を通して把握されたことを住民、世帯等に対し、生活支援のためのネットワークを形成し、見守りから具体的な課題の対応まで、幅広い分野にわたる生活支援を継続的に実施します。
また、村民の協力を得て、住民参加の地域福祉活動を推進する一方で、村民の福祉施設と協働し、総合相談、社会福祉施設のノウハウ、設備を活かした各種の提供・開発・促進などの事業に取り組みます。