読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年12月発行 広報よみたん / 14頁

【見出し】無公害せっけんを作っています せっけん指導員に認定 成人式のお知らせ

 読谷村生き活き健康センターを拠点に活動しているSFDなごみの会作業所の方々が山内村長を訪ね、同会の活動報告などを行いました。(十月三十一日午前)。
 同会は、心の病で悩んでいる方々の生活リズムを取り戻そうと活動しているグループで、Sは社会、Fは復帰、Dは同志を意味しています。
 その活動内容は、牛乳パックを利用したハガキ作りや手芸、せっけん作りなどの作業をし、その製品の販売などを行っています。
 今回役場を訪れたのは、紅いも染めによるハガキや廃食油から作った固形せっけんの新製品を紹介することと、「知的障害者の福祉施策充実に関する要望書」(沖縄県精神障害者福祉会連合会)の提出が目的で、席上、山内村長は「みんなが明るい笑顔で、いつも一生懸命に汗して頑張っていることがとても嬉しい」と所員の方々を褒めました。
 また、『せっけんの知識向上に努め、全国各地へのリサイクルせっけん普及に努力してください』と、SFDなごみの会作業所・喜屋武京子指導員が「リサイクルせっけん技術指導員認定書」(九月七日付け)として、技術指導員に認定されました。
 これは、廃食油を再利用したせっけんの普及を目指す全国組織「リサイクルせっけん協会」から認定されたもの。これに、認定を受けた喜屋武さんは「昨年から学校の給食調理場からの廃食油を引き受けてせっけん作りをしています。廃食油からせっけんを作ることは海や川を汚さない事につながり、自分達の飲み水として返ってくることが実感できました。せっけん作りに自信と希望が湧き、また頑張ろうと思います。”気がついた者が微力でも自分にできることをしよう”を合い言葉に草の根的な活動から輪を広げていきたい」と話しました。

第33回「読谷村成人式」を次のとおり行います。
 つきましては、現在就職や就学等で村外や県外へ住民票が移っている方で、本村での成人式典に参加希望の方はご連絡ください。(なお、村内在住の方は連絡の必要はございません。後日当方より式典へのご案内をいたします)
【式典の開催日時】
▼平成9年1月15日(水)
午後2時より
【式典の開催場所】
▼読谷村総合福祉センター
【対象】
・昭和51年4月2日~昭和52年4月1日生まれの方。
【参加申込締切】
・平成8年12月6日(金)
(成人式冊子に名簿掲載の為)
【連絡する事項】
①住所(読谷の実家)
②氏名(成人者本人)
③生年月日(成人者本人)
④電話番号(読谷の実家)
【問い合わせ先】
■読谷村教育委員会
℡958-2142
社会教育課 山内昌直

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