この程、東京都で開かれた「全国福祉大会」で、本村の波平一〇七番地の六・比嘉光雄氏(60歳=村議)が、社会福祉協議会功労表彰に輝きました。
社会福祉協議会功労表彰の対象は、①社会福祉協議会の役職員で現職であることに加え、②在職期間が15年以上、③既往において県知事又は県社協会長(県社会福祉大会を含む)表彰を受けた者となっています。
比嘉氏は一九七九年(昭和五四)七月に社協監事として就任。以来今日まで十六年余にわたって監査業務に活躍。その功績が高く評価され、一九九五年(平成七)九月には九州社協連合会から『永年勤続表彰』を受賞し、同年十月には県社会福祉大会において『社会福祉事業永年勤続功労』の表彰に輝いています。
今回の表彰状の伝達式は十二月十六日に那覇市の県社会福祉センターで開かれましたが、比嘉氏への伝達は十九日に役場にて行われ、山内村長が感謝の意と祝福の言葉を表明すると共に、表彰状を手渡しました。
これに比嘉氏は「受賞できたのは先輩方に恵まれ、業務の多様化の中にも事務局の方々が一生懸命に頑張ったのが評価されたものと思う。今後も健康が続く限り頑張っていきたい」と応えました。
地域の伝統文化の向上に尽くした個入や団体などを表彰する「文化協会賞表彰式」(県文化協会主催)が十一月二十九日に宜野湾市民会館にて行われ、本村高志保区の高志保馬舞保存会(国吉雅和会長)が団体表彰を受け、個人では花城景孝さん(喜名区)と国吉トミさん(大添区)のお二人が表彰に輝きました。
この栄ある表彰で、読谷村文化協会(岳原宜正会長)では関係者らが連れ立って役場を訪れ、山内村長に受賞を報告(十二月九日午前)。
その席上、山内村長は「若い人々を含め、それぞれの分野の方々が文化活動に頑張っているお陰で文化協会は堅実な発展をしていると感じている。文化活動に感謝しています」と受賞者らを讃え祝福。これに、岳原会長は「受賞者の皆さんは読谷村文化協会の先頭に立って頑張って頂いている。素晴らしい伝統芸能は読谷の誇りです」と応えました。
読谷小学校PTA(上地利枝子会長)では、子どもと共に学び成長する親をめざすため「家庭教育学級」(平成八年十月二十九日~平成九年二月十八日間)を開設しました。
その学習プログラムには、講話や楚辺ポーポー作り、村内福祉施設訪問のボランティア活動、茶道やコンサートなどが組み込まれ、学級には38組余の親子が参加し、共に学び、語り、励ましあって親子の絆を深めました。
十二月十四日に行われた「ウージ染め教室」には、元JAゆいな農協婦人部長の比嘉好子さんを講師に迎え、ウージ染めに挑戦。比嘉講師のユニークな説明や指導に耳を傾けながら、参加した15組の親子約三十入余りが持ち寄ったTシャツやYシャツなどを楽しそうに染めあげていました。