読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1997年2月発行 広報よみたん / 7頁

【見出し】地元を学びアピールを! ~よみたんガイド養成講座を開講~ 歌って踊って楽しい笑顔(第10回フレンドシップクリスマスパーティー)

 読谷村の歴史・文化・風土・自然等を学ぶことで、私達が暮らしている地域を再認識してもらうと同時に、養成講座で学習したことを県内外から来村する各種団体に対して読谷村の素晴らしさを理解してもらい、県内外にアピールすることを目的に、本村では十一月十三日~十二月十五日までの日程で、「よみたんガイド養成講座」(第五回講座)を開講しました。
 本村では近年、大型リゾートホテルのオープンなどに伴う観光客の増加に加え、村土の47%を占める米軍基地やチビチリガマ、シムクガマなどの戦跡を抱えることから、他府県からの議会議員視察団や修学旅行生、各種団体などが数多く訪れることから、その需要に対応し、より主体的に本村を紹介しようと今回初めて企画・開設されました。
 講座には、役場職員や村内ホテル職員、観光関連従業員、バスガイド経験者ら三十五人が受講し、初回の講座には山内村長が『平和な村づくり』をテーマに講演。その中で山内村長は、琉球王国時代の歴史や読谷村の歴史(各字の特徴)、反基地闘争のエピソードなどの経緯を説明しつつ、「村づくりには足元にあるものにいかに付加価値をつけるかが重要。地場産品を大事にし宣伝しよう」と強調した上で、「読谷村の誇りは豊富な民俗芸能。ふるさと教育をすることによって子供たちに自信と勇気、夢が育まれる。ガイド講座を通して地元を知り、学ぼう」と受講生らを激励しました。

 去った十二月二十一日午後、嘉手納町中央公民館において「第10回フレンドシップクリスマスパーティー」が開かれました。
 このパーティーは嘉手納・読谷ライオンズクラブからハンディのある子供達に楽しんでもらいたいということで、毎年両町村で交互に開催され、彼らが楽しみにしている行事の一つです。
 パーティーはしめやかにキャンドル点火から始まり、大きなケーキのカット、大好きな歌にアクションをつけたり、カップルで「野に咲く花のように」を情緒豊かに歌い、パーランクーを打ちならしての「遊びな一」を踊ったりと進み、そして青い目のサンタからのプレゼントに、大好きなサンタとのディスコダンスをし、ハッスルして喜びを体いっぱいに表していました。
 会場も大きなツリーにキラキラの飾りつけでおおいにパーティーを盛り上げて、みんなの笑顔が一段と輝き、楽しい一時を過ごしました。
 ありがとうございました。
 また、ライオンズクラブから両社協に寄付の贈呈がありました。感謝!
文・古堅美佐子
「母子通園保育ふくぎ」担当

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