読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1997年4月発行 広報よみたん / 7頁

【見出し】沿道から大きな声援 ~第5回記念おきなわマラソン~ チームエントリーで楚辺走ろう会が2位 ちびっ子らが健脚を競う

 「きっと出会える人・夢・愛」をキャッチフレーズに、第五回記念「’97おきなわマラソン」(沖縄陸上競技協会、中部広域市町村圏事務組合など主催)が二月十六日に開かれ、大勢のランナーが中部路に健脚を競いました。
 今年で第五回の記念大会を迎えた「おきなわマラソン」は、県総合運動公園を発着する42・195㌔のコースで、日本陸連が公認する県内唯一の競技マラソンとして県内外からも関心の高い大会。同大会は市民マラソン部門に高校10㌔を併設して行われていますが、今大会は記念大会とあって、市民マラソン部門の充実を図るため、四人一組のチームの平均タイムで順位を競う「チームエントリー制」が初めて導入されました。
 大会当日は、寒風吹きつける小雨混じりの厳しいコンディションとなりましたが、参加した六千人余のジョガーたちは沿道の声援を背に受け、ゴールをめざして走り抜きました。
 本村の実行委員会(当真嗣清本部長=助役)は、村婦人会や読青協の役員らが30キロの中継地点(給水、救護)に陣取り、給水サービスをはじめ疲れきったジョガーらに、大きな声援を送りました。
 同大会には、読谷村からも大勢の村民が出場。波平栄市さん(54歳=長浜区)が2時間53分58秒で快走し、市民ランナー50代男子の部で見事に優勝。また、チームエントリー制では、楚辺走ろう会(我謝孟正会長)のメンバー(山内久美、池原弘光、比嘉豊太、高昌和)が平均タイム3時間32分29秒の記録を出し、堂々2位の成績に輝きました。
 楚辺走ろう会は、チームワークと固い絆で第一回大会から連続で出場。今大会でも二十歳から六十二歳までの男女三十四人が出場し、第五回大会まで全員完走という立派な記録を成し遂げました。

 村民の体力・健康贈進及びジョギング愛好者の底辺拡大を図ることを目的に、「第五回読谷村クロスカントリートリムマラソン大会」(村教育委員会主催)が二月二十三日に村運動広場を発着点に開かれ、参加した多くの児童生徒らがそれぞれの競技部門で健脚を競いました。
 部門別の成績は次の通り、
【リレーの部1人2㎞】
1位:古堅南小Aチーム
2位:古堅南小Bチーム
3位:古堅南クラブA
【トリムの部4・6㎞】
1位:渡具知めぐみ
2位:高良玲子
3位一天久美津枝
【トリムの部2・3㎞】
1位:我謝彩乃
2位:比嘉朝巳
3位:桑江翔太

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