読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1997年4月発行 広報よみたん / 6頁

平和・自治・民主主義の殿堂にふさわしい平和行政、村民のニーズに応える村政を展開する 施政方針 四、本年度の実施項目

度も自治公民館講座、成人学級、青少年の体験学習の推進と併せて図書室、陶芸研修所の充実を図り学習機会の拡充に努めてまいります。
 今年度より社会教育課を生涯学習課に改め機構の充実を図り、第4回まなびフェスタの開催をはじめ、池田町、淀江町との児童生徒交流事業や成人式の開催、社会教育団体育成事業などを引き続き実施してまいります。
 又、村民の健康の保持増進と生涯スポーツの推進のため、今年度も各種スポーツ振興事業や学校及び社会体育施設の開放事業、指導者養成等と併せて社会スポーツ団体の育成に努めます。
 村民の長年の願望でありました文化センターもいよいよ着工の運びとなりました。文化センター完成後の活用に向けてその体制づくりを進めてまいります。

①文化財の保護並びに文化創造活動の推進
 歴史民俗資料館は郷土学習、調査研究の場、観光拠点として親しまれており、今後も充実発展を期してまいります。美術館におきましては村内外の画家、彫刻家、陶芸家等、多くの方々のご協力により展示会やアンデパンダン展、児童陶芸展等が開催され好評を博しており、今年度も継続実施してまいります。
 又、「城フェスティバルin座喜味」をはじめ多彩な芸能活動を開催するとともに「スリー語やびら沖縄口」「ユンタンザムラアシビ」等を開催し沖縄の豊かな伝統文化の継承発展に努めます。
 さらに、本村の芸術文化活動の中核として結成された「読谷村文化協会」における村民の主体的な活動を今年度も引き続き支援してまいります。

(2)産業経済の振興に関する施策
①農業生産基盤の整備と地域農政の推進
 平成七年度から一部供用が開始された県営、団体営かんがい排水事業は、平成八年度末における施設整備面積が一四一、八㎞となり、今年度計画分を含めますと一八二、九㎞で全体の六五・三%が完了する予定であります。この間、本事業の推進に当たっては国、県、地元関係者の協力によって進めてまいりました。
 本年度も引き続き西部連道地区、萩川地区、波平地区、座喜味地区の各ほ場内での管水路・散水施設整備を実施してまいります。
 高志保地区における新たな住宅用地の創出を主とする生活環境の整備と農業基盤の整備を一体的に実施するため、県営担い手育成畑地帯総合整備事業を推進してまいります。
 瀬名波地区集落整備事業は宇座・長浜・瀬名波地区での農道や集落道等の整備をはじめ長浜地区における返還軍用地跡の道路整備を進めてまいります。
 水環境整備事業では長浜ダム下流の河川整備や修景施設の整備を行い長浜ダム上流についても具体的な整備を推進してまいります。
 農道舗装工事につきましては、今年度は西部連道地区内で農道の整備を行います。
第六次海岸整備五ケ年計画(平成八年~平成十二年)における海岸保全施設整備事業(農林省所管)は今年度渡具知地内において護岸工、養浜工等の整備を推進してまいります。
農村地域の総合的アメニティーの向上を図り農村の総合的な整備の推進のため「読谷村農村総合整備計画」の作成に取り組んでまいります。
 又、本村は安定的農業経営と後継者の育成確保を図るため、JAゆいな農協、中部農業改良普及センター、県農業試験場、農業委員会等の農業関係団体との連携のもと、農業振興策を展開しているところであります。
 今年度も引き続き生産性の高い自立的農業経営体の育成強化をめざしてまいります。
 機械化一貫作業体系が確立しつつあるサトウキビについては品質の向上、農作業の受委託、土づくり、病害虫対策及び優良種苗の普及に努めてまいります。
 又、小菊、メロン、紅イモの生産につきましても農業基盤の整備に伴い着実に生産量の増加がみられます。今後とも栽培技術の確立、品質の向上を図りつつ、後継者の育成

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