中高齢者陸上競技の普及発展に寄与することを目的とし、長寿県にふさわしい生涯スポーツの祭典として第11回「沖縄マスターズ残波岬駅伝大会」(主催=沖縄マスターズ陸上競技連盟・読谷村)が四月二十七日に開催され、マスターズの部で中頭チームが二連覇を飾り、ランナーズの部は浦添ピンキリランナーズが四年連続優勝を果たしました。
沖縄マスターズ残波岬駅伝大会は、残波岬いこいの広場前を出発・中継点に岬公園内を周回するコースで実施され、マスターズの部、ランナーズの部とも9区間39㎞で健脚が競われました。
今大会にはマスターズの部に10チーム、ランナーズの部に33チームが出場。地元勢ではマスターズの部に中頭マスターズ(島袋辰彦監督)に本村出身者が十二人中、七人。またランナーズの部に楚辺走ろう会(我謝孟正監督)とユンタンザヨンナーズ(玉城義雄監督)がエントリーし、大会を大きく盛り上げました。
競技は午前9時丁度に、山内村長のピストルの合図で両部門のランナーが一斉にスタート。マスターズの部では第1区で那覇、第2区宜野湾、第3区宮古が首位でタスキをリレーしましたが、第4区で中頭の波平栄市選手が区間賞の走りで一位でタスキをつなぎ、以後第5区からアンカーまで危なげないレースを展開し、2時間24分17秒で大会二連覇を飾りました。
またランナーの部は、浦添ピンキリランナーズが前評判どおりの強さを発揮。第3区で首位を明け渡したものの安定した走りで首位を独走し、2時間23分56秒で四連覇を達成しました。
なお、マスターズの部及びランナーズの部の成績は別表の通りで、区間賞(マスターズの部のみ)は次の方々が獲得しました。
【区間記録(個人賞)】
▼第1区[3㎞]
下地純子(11分13秒=那覇)
▼第2区[3㎞]
根間寛裕(11分27秒=宮古)
▼第3区[6㎞]
前西政和(20分15秒=浦添)
▼第4区[6㎞]
波平栄市(21分32秒=中頭)
▼第5区[3㎞]
与儀幸子(12分10秒=中頭)
▼第6区[6㎞]
上地重則(20分48秒=名護)
▼第7区[3㎞]
津波敏師(10分54秒=名護)
▼第8区[3㎞]
桃原かをる(11分49秒=宜野湾〕
▼第9区[6㎞]
平田清健(18分58秒=中頭)