読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1997年7月発行 広報よみたん / 2頁

【見出し】米軍基地の実態を調査(日弁連)

【米軍基地の実態を調査(日弁連)】
 十月に山口県下関市で開かれる第四十回人権擁護大会のシンポジウム「平和のうちに生きる権利」の準備のため、日弁連(床井茂調査団長・三十一人)の調査団が五月二十七日から二十九日までの日程で来県し、県内の米軍基地の実態を調査しました。
 その調査団の一行は二十七日午前に、本村の楚辺通信所を視察した後、役場を訪れました。役場では当真嗣清助役が応対し、読谷村の米軍基地の問題や基地闘争の経緯、読谷飛行場転用計画や返還軍用地の跡地利用状況などを説明すると共に、日弁連調査団の訪問に対して歓迎の言葉を述べました。
 調査団からは基地闘争や文化村づくりに関しての質問が活発に交わされ、これに当真助役が、具体例を挙げながら一つひとつ丁寧に応え、米軍基地の整理・縮小、返還に日弁連一行の協力を求めました。

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