読谷村老人クラブ連合会(松田善康会長)主催による「第33回老人クラブ大会及び第13回芸能大会」が五月二十九日午後、村総合福祉センターで開かれ、大会は参加した約八百人の会員で賑わいました。
溢れんばかりの会員で膨れた会場では、声高らかに開会宣言を受けて、全員が「老人クラブの歌」を斉唱して開幕。大会では平成九年度読老連役員や各単位老人クラブ会長の紹介はじめ、平成八年度事業経過報告などが承認されました。
主催者の松田会長は「読老連や単位クラブの栄えのために共々に力を合わせよう」とあいさつ、また出席した山内徳信村長や知花治雄村議会副議長、小度良文中老連会長が祝辞を述べました。
大会では読老連の活動に功績のあった個人や優良団体の表彰も行われ、感謝状が贈呈されました。
【被表彰者】
山内真永氏(前読老連会長)
安田トヨ氏(前読老連副会長)
国吉真行氏(前読老連理事)
池原昌徳氏(前中老連会長)
【優良老人クラブ】
大木若松会
古堅永光会
【プログラムも多彩に芸能大会】
クラブ大会と並行して行われた「芸能大会」は”心身ともに健康になりましょう”をテーマに、読老連のクラブ活動の一環である古典舞踊や古典音楽クラブの発表の場として、また郷土の伝統芸能の良さを再認識し、会員各自の持つ特技を発表する場を設けようとの目的で、これまで毎年開催されていますが、次年度からは「芸能大会」と「サークル発表会」とを併合して大々的な発表会にしていくという構想が提起(松田会長報告)されました。
今回の芸能大会は、古典音楽クラブや古典舞踊サークル仲間をはじめ、村内22単位クラブから選りすぐりの役者ら約百四十人余が出演し、琉球舞踊や創作舞踊、日本舞踊などプログラム(23演目)も多彩に数々の芸を披露。老人会員の素晴らしい玄人肌の演技に、会場内からは「りきと一んど一」の掛け声と共に、演技の度ごとに手拍子や大きな拍手が沸き起こるなど、多くの会員が芸能の魅力を満喫し、年一度の大会を楽しまれました。