読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1997年9月発行 広報よみたん / 5頁

エイサーで文化交流 ~感激の伊良皆青年会~ ゲートボール大会華やか 読老連大会 親善大会

〔写真〕「久米島で本場のエイサーを披露する伊良皆青年会。勇壮なエイサーは久米島の人々に感動を与えました」、「久米島での文化交流(エイサー)に感動・感激しその報告に役場を訪れた伊良皆青年会の皆さん」、「残波岬で行われたゲートボール大会」、「嘉手納町で開かれたゲートボール大会」

 去る七月二十六日・二十七日に開かれた久米島の「第17回具志川村まつり」に、本村の伊良皆青年会(池原健太会長)がエイサー出演し、好評を博しました。
 これは、文化交流の一環として具志川村からの招待によるもので、一行は二十六日、岳原宜正読谷村文化協会長を団長に、地謡・青年エイサー隊の総勢三十三人が船(フェリー)で久米島に向かいました。途中、フェリーが寄港する渡名喜島では一時下船して島の人々にエイサーを披露する一方、久米島では老人ホームの慰問をはじめ、まつりパレードや地元の球美若獅子多太鼓との共演をし、人々に本村の伝統芸能・エイサーの魅力を伝えました。
 七月三十日午前、岳原会長や新垣正春伊良皆区長、池原青年会長らが連れ立って役場を訪れ、具志川村まつりへの出演経過を報告。岳原会長は「村民が本場のエイサーを見てとても感激し、涙の別れがある程に感動の旅であった」と語り、また、池原青年会長は「多くの村民が私達を歓迎していただき、文化交流を通して物凄い感動を抱くことができました。これを励みに字行事にも積極的に関わっていきたい」と話し、村や関係者にお礼の言葉を述べました。
 これに、報告を受けた当真助役は「読谷を代表する青年がこのように頑張っていることは本村の誇りだ。後輩の模範になるよう今後も頑張ってほしい」と激励しました。

 第20回読老連ゲートボール大会が六月二十六日、残波岬いこいの広場グラウンドで六十チーム・五五〇人が参加して開催されました。
 大会は、予選リーグはスムーズに運営されましたが、午後からは台風の影響のため、決勝トーナメントの二十チームは順延されました。
 その決勝トーナメントは七月十一日午後に行われ、楚辺Eチームが優勝を飾り、二位・波平Cチーム、三位・楚辺Hチーム、四位・楚辺Aチームの順位となりました。
 なお、85歳以上の出場選手は二十五人の方々で、出場祈念のメダルと賞状が贈られました。

 第14回交通安全親善ゲートボール大会が八月十二日に嘉手納町陸上競技場で開かれ、嘉手納町と読谷村とで四十八チームが出場しました。
 決勝トーナメントには十六チーム(読谷村十五、嘉手納町一チーム)が勝ち残り、その結果楚辺Cチームが優勝し、二位・楚辺Bチーム、三位・伊良皆Aチーム、四位・楚辺Aチームの順位となりました。

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