〔写真〕「砂辺麻衣子さんが役場を訪れ、ミス沖縄に選出されたことを報告。当真助役が「沖縄観光のために頑張って」と激励」
頭部が黒色で、くちばしと足が赤い色をしているアジサシです。
県内には夏鳥として渡来し、海岸から少し離れた沖合いで集団でエサをさがしている姿がよくみられます、エサはキピナゴなどの小魚で、海中にダイビングしてすくい採ります。
繁殖は岩礁や無人島などに数百羽の集団的な繁殖地(コロニー)を形成して、ヒナを育てます。巣は岩のくぽみや岩かげを利用してつくりますが、巣材はほとんどなく、サンゴのかけらを一~二個敷いただけのものです。
方言名は??で、漁師は沖合いでこの鳥が群れてエサとなる小魚をとっている場所を目印にしてカツオの群れをさがし、カツオ漁をします。
村内では渡具知や長浜、残波岬などの海岸部で見られ、海岸から少し離れた岩礁上で繁殖しています。
文:県立博物館学芸員 嵩原健二
沖縄観光のピーアール活動に携わる「’97年度ミス沖縄の選出大会」(財団法人・沖縄観光コンベンションビューロー主催)が七月十三日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれ、同選出大会に本村から出場した砂辺麻衣子さん(21歳=伊良皆三七三の六)が、栄えあるミス沖縄=クリーングリーングレイシャスに輝きました。
今年のミス沖縄の選出大会には三十七人が応募し、書類審査や面接を経て、最終審査に残った十五人の中から、ミススカイブルー、ミスコバルトプルー、ミスクリーソグリーングレイシャスの三人のミス沖縄が選出されました。
ミス沖縄を射止めたことで七月二十四日午後、砂辺麻衣子さんは父親の勲さん、姉・千賀さんと連れ立って役場を訪れ、第十七代ミス沖縄の栄冠を報告。役場では当真嗣清助役が「おめでとう、ミス沖縄の自覚のもとに自分自身を更に磨き、県民代表として頑張ってほしい」と讃え祝福。これに、麻衣子さんは「沖縄の素晴らしい文化・芸能、伝統などを広く伝えていきたい」と抱負を語りました。
今回、ミス沖縄に輝いた麻衣子さんは四人姉弟の三女。読谷高校時代はダソス部で活躍し、東京女子体育短期大学へと進学して卒業。彼女が高校三年生の時(一九九三年=平成五年)の七月には、ダンスの甲子園『第六回全日本高校・大学ダンスフェステイバル』に読谷高校ダンス部は沖縄県代表として出場。同フェステイバルで同校は「シーサーが跳んだ日」の躍動感に満ちた演技で、見事に"文部大臣賞“を受賞し、初めて日本一の栄冠に輝きました。
彼女の素敵でチャーミングな笑顔は、きっとそのような恵まれた環境のもとに育まれたものと言えるでしょう。
ミス沖縄に選出された麻衣子さんは今後一年間、沖縄観光のピーアールや県の公式行事等に参加し、親善交流使節(八月一日の観光の日より)として活躍します。
ミス沖縄としては勿論、読谷村を代表し、笑みを絶やさず頑張ってください。