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1997年11月発行 広報よみたん / 19頁

スミセイ健康財団賞を受賞 渡慶次うらしまソフトボール愛好会 

 全国各地で地域に根ざし、健康増進に励んでいるスポーツサークルの功績を称え顕彰する「第12回スミセイ健康財団賞」(財団法人・住友生命健康財団)に、本村の渡慶次うらしまソフトポール愛好会が、栄えある受賞に輝きました。

全国表彰で祝賀会
 この賞は、同財団が毎年全国の優良サークルを対象に表彰しているもので、県内では同ソフトボール愛好会(玉城義次会長・会員三十人)と平良市(宮古長距離同好会)の二団体が受賞。その贈呈式は九月十八日に那覇市内の住友生命沖縄支社で行われ、玉城会長に表彰状が手渡されました。
 この栄えある全国表彰で、愛好会では二十一日、受賞を記念して紅白試合を行うとともに「受賞祝賀会」を催しました。その中で玉城会長は「これからも地域とともに積極的に健康増進に努めよう」とあいさつ。祝賀会には当真嗣清助役や伊波清安教育長が駆け付け、共々に先輩方の快挙を称えました。
 一九八七年九月に結成された同愛好会は、今年で丁度十年目の節目を迎え益々意気盛ん、チーム結成以来、健康維持を目的に週二回の練習や月一回の紅白試合を欠かさず、村内外チームとの親善試合での交流を深める傍ら、地域の少年野球の支援や村の主催する行事や奉仕活動などにも積極的に参加し、その行為は他の模範的存在となっています。
また、ソフトボール大会では、村内での大会をはじめ、県内外の大会にも数多く出場。一九八九年十一月の「第二回ねんりんピック大分大会」九一年九月の「第四回ねんりんピック岩手大会」、翌九二年には「全国、シニアソフトボール福岡大会」に沖縄県代表で出場するなど輝かしい戦績を誇っています。
 そのような功績が高く評価され、今年の三月には本村より「社会教育功労優良団体」として表彰を受け、更に今回は「スミセイ健康財団賞」という新たな栄誉に輝きました。

〔4コマ漫画〕※原本参照。

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