去る十月十九日、「マーチングインオキナワ97」（全日本マーチングバンド・バトントワリング九州連盟、同連盟沖縄主催）が那覇市民体育館で行われ、同大会で古堅中学校吹奏楽部（長嶺加恵美顧問）が見事に四年連続で金賞を射止めました。

　同大会で四年連続の栄冠に輝き全国大会への出場権を得たことで、同校では十月二十七日、岸本広之校長や長嶺顧問、父母会代表、崎浜尚美部長が役場（教育委員会）を訪ねて受賞を報告。役場では伊波清安教育長や職員らが、古堅中学校吹奏楽部の金賞受賞と「第25回マーチングバンド全国大会」(十一月二十二日に群馬県の前橋グリーンドームで開催）出場の快挙を称えました。
　同全国大会には県内大会出場九校の中から一校のみに代表権が与えられ、その栄えある代表権が与えられ、その栄えある代表権は古堅中学校吹奏楽部の頭上に輝きました。同全国大会には古堅中学校は初出場となります。全国大会での健闘を期待しましょう。
　なお、古堅中学校吹奏楽部では来たる十二月二十三日に恒例の「定期演奏会」（嘉手納町文化セソター・午後4時30分より）を開催します。
　多くの村民がご鑑賞ください。

　沖縄戦から米軍統治時代と激動の時代を乗り越え、今日まで卓越した見識と指導力で新生沖縄の基礎を築いてきた方々を表彰する「県功労者表彰式典」が十一月三日、那覇市内のホテルで行われ、その表彰式で本村の具志堅タケさん(83歳=高志保一五九七）が〝一般篤行〟の功労表彰に輝きました。
　一般篤行表彰は、具志堅さんが多年にわたり、生活改善グループ活動に参加し、農村の生活と女性の地位向上に尽力。県生活改善グループ連絡研究会の初代会長として組織の育成強化に務めるなど、農村の活性化と県民生活の向上に多大な貢献をしたことが高く評価され、この度の受賞となりました。