本村では現在、「読谷村総合計画第三次基本構想」の策定作業を進めておりますが、この程、構想案が出来上がったことから、これを審議するための「読谷村総合計画審議会委員」を委嘱し、審議会に基本構想案を諮問しました。
11月12日午後、山内村長から24人の委員に委嘱状が交付されたのを受け、審議会では直ちに会長、副会長の互選に移り、その結果、同審議会の会長には儀保輝和村議会議長を、副会長に当真嗣清助役が選任され、山内村長から儀保会長に「第三次基本構想」(案)が諮問されました。引き続き行われた「第一回審議会」では、審議の方法と今後のスケジュールを確認し、事務局(企画分権推進課)による第三次基本構想原案の説明が行われました。
この基本構想は、むらづくりのあるべき姿と基本方向を明らかにし、むらづくりの指針となる重要なものであり、また、21世紀への橋渡しの時期となることから、「自治の郷」「平和の郷」をめざしたむらづくりとして、向こう10年間の行政運営の道標になるものです。
このことから、審議会の委員は議会議員5人、一般住民4人、学識経験者5人、村内諸団体長5人、村役場職員5人で組織され、巾広い意見が集約されるよう構成されています。
なお、第三次読谷村総合基本構想は、1998年~2007までの10年間を目標年次として策定されます。
村民期待の文化・芸能の拠点「読谷村文化センター(仮称)」の起工式が11月20日の午後に行われ、工事の安全祈願と共に、関係者による鍬入れ式が挙行されました。
中央公民館と劇場を備えた文化の殿堂
読谷村文化センターは「読谷飛行楊転用計画」(1987年7月策定)の村民センター地区内に位置付けられ、役場新庁舎と隣接して建設されます。
21世紀の村民文化の殿堂"文化センター“は、文化ホールと中央公民館の機能を合せ持つ複合施設で1999年2月に完成予定。起工式で山内村長は「村民の念願であった役場庁舎の建設に続き、全てのジャンルの人々の活動の拠点である文化センターがこの地に建設できることは喜びに絶えない」と語り、また伊波栄徳県議会議員や儀保輝和村議会議長が祝辞を述べました。
■文化センターの施設概要
【敷地】座喜味2901番地
【敷地面積】1万3,500
▼工事概要
【構造】鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
【階数】地上4階
【建築面積】5,831㎡
【延床面積】6,632㎡
▼客席数
【文化ホール】706席
【中ホール】252席
「第48回県小中学校童話・お話・意見発表大会」(県PTA連合会主催)が11月29日に県内6地区の会場で行われ、同大会の低学年男子の部に中頭地区代表で出場した宮城運生君(喜名小3年生)が見事に最優秀賞に輝きました。
12月1日午後、役場(教育委員会)で行われた受賞報告会では、県大会で宮城君が発表した作品「自然の叫び」を、身振り手振りのジェスチャーを交えて熱弁し、多くの職員から大きな拍手が送られました。