読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1998年1月発行 広報よみたん / 10頁

子どもを犯罪から守ろう! 各小学校区ごとに“太陽の家”を設置 太陽の家(子ども110番の家)

 昨今の新聞・テレビなどのマスメディアによると幼児・児童・生徒を狙った凶悪事件が相次いで発生しています。
 読谷村内においても、登下校途中の幼・小・中学生を狙ったと思われるチカン等が、村内各地に出没しているのが現状です。このことは一歩間違うと新聞等で報じられているような重大事件に発展しかねません。
 このような情勢に対して、本村では児童や青少年を凶悪事件や強制わいせつ等の犯罪から守るため、通学路を中心に、民家、商店や公民館等を「太陽の家」(子ども110番)として委嘱しました。
 太陽の家は、主な業務として、駆け込んできた児童・生徒の一時保護及び警察、学校、保護者等への連絡及び、この種犯罪の未然防止を目的とした各種情報の提供を行います。
 この「太陽の家」の選定にあたっては、村内小学校区ごとに学校の通学路や帰宅後の通塾への往路及ぴ公園、遊び場等、その校区の実態に応じて8~13カ所を委嘱・設置しました。
 読谷村全ての幼児・児童・生徒をこのような犯罪から守るため、「太陽の家」(子ども110番)事業への村民一人ひとりのご理解とご協力を賜りますようお願い致します。

〔イラスト〕●無理に運れて行かれそうになったら大声で助けを呼ぷ。
●友だちが運れて行かれそうになったら大人を呼ぷか、太陽の家にかけこむ。

■太陽の家の任務
{1)駆け込んできた児童の一時保護及び110番通報並びに学校、保護者への連絡。
(2)その他、児童保護のために必妻と認められる各糧情輻の捷供。
※表のため原本参照。

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