去る十月二十一日に東京(日比谷公会堂)において、自治大臣表彰式が行われ、その表彰に本村の大城行雄氏(高志保)と比嘉光雄氏(波平)が受賞の栄誉に輝きましこ。
これは、地方自治法施行50周年に当たり、多年にわたり監査事務に精励(監査委員として十年以上在任)し、地方自治の発展に貢献した者について表彰を行うもので、沖縄県からは監査委員十七人が表彰されました。
その表彰者への伝達式が十二月八日、那覇市内のサザソプラザ海邦会館にて行われました。 十二月十日午前、両氏が役場を訪れ受賞を報告。これに山内村長は「長い期間にわたって読谷村行政の監査の質を高めていただきそのご苦労に感謝したい。その功績には顕著なものがあり、自治大臣表彰を心から祝福したい」と、両氏の功績を讃えました。
なお今回の表彰は、大城氏が十六年、比嘉氏が十四年半にわたる監査委員としての功績が認められたものです。
〝地域社会と共に発展し、地域に貢献する”ことを経営理念として、地域密着型の営業を展開している大同火災海上保険株式会社・宇良宗真代表取締役社長から車イス五台が本村に贈られました。
その贈呈セレモニーが十二月十六日午前に役場一階ロビーで行われ、同社の金城盛一郎専務取締役から山内村長に車イスが手渡されました。
これに、山内村長は「高価な車イス五台を本村に寄贈して頂き、心から感謝したい。車イスは関係者と相談して有効に活用させていただきます」とお礼を述べました。
なお、この車イスの寄贈は同社の創立記念行事の一環として実施されているもので、今回で県内十九ヵ所の自治体や病院に対し、延ベ一六五台が贈られています。
去る十二月十五日午後、親志公民館の建設起工式が行われ、多くの関係者が参加する中、工事の安全祈願と鍬入れ式が挙行されました。
親志区の公民館は昭和三五年(一九六〇年)に建設。以来三十七年の歳月に伴って狭隘のうえ老朽化し、雨漏りも激しいことから、新しい公民館建設が重要課題となり、区民総意のもとに新築することが決定されました。
このことから親志区( 屋宜光正区長)では、建設委員会(吉山盛安委員長)を設置して建設構想を練り、自己資金造成事業の推進と合わせ、国や村の補助金を受けて「平成九年度・学習等供用施設整備事業」として悲願の公民館建設が実現することになり、同区の公民館建設資金の造成に当たっては、昭和五十九年以来、各戸積立と読谷まつり及び読谷山焼陶器市でのバザー等で資金造成を推進。旧公民館は、昨年九月中旬に取り壊されました。