『創造する行動する明日の長寿社会』をスローガンに、十二月十八日午後、「第3回ふれあいサークル発表会」(読谷村老人クラプ連合会・松田善康会長主催)が村総合福祉セソターにおいて開催されました。
発表会の会場には多くの会員が詰め掛ける中、ステージは三線・琴の古典音楽演奏で幕を開け、プログラムも多彩に琉舞や大正琴の演奏などが繰り広げられ、訪れた人々を魅了しました。
また、同日の発表会では、同老人クラプが募集した「歳末たすけあい募金」の贈呈式が行われ、松田会長から二十三万八千九百円が村社会福祉協議会の新垣喜一常務理事に手渡されました。
村立美術館において、昨年の十二月十三日から今年一月三十一日の日程で、本村出身画家・比嘉良徳氏の作品展(村教育委員会・村美術館主催)が開かれました。
そのオープニングセレモニーは十二月十二日に行われ、伊波清安教育長や当真嗣清助役、儀保輝和村議会議長がそれぞれに祝辞を述べました。
これに、出品した比嘉氏は「美術館の趣旨に賛同し、子ども達の育成・励みになるものと個展を引き受けました。
(出展した)作品の特徴は油絵・アクリル・版画の三つの様式を取り入れたもので、初期の作品から思い出のある作品を展示しました。これを機会にこれからも進むべき道を探り、今後も頑張りたい」と語りました。
館内ではテープカットに引き続き、出席した多くの関係者が作品を鑑賞し、比嘉氏の描いた個性的な作品(油彩・アクリル・版画など八十点余)に見入っていました。
『暮らしの中に焼き物を』をテーマに、恒例の「第17回読谷山焼陶器市」(読谷山窯、読谷山北窯主催)が十二月十九日~二十一日の三日間、やちむんの里で行われました。
同市は、湯呑みや茶わん、コーヒーカップなどの日用雑器類などに加え、花鉢や壺などの装飾品が格安の値段で展示・即売されることから、村内外の評判も高く、市は訪れる人々で賑わいました。