〔写真〕「大添区遠望」、「住宅地緑化」
本村では、平成7年3月に村内23区全ての「読谷村字別構想」を策定しました。
これは、字というコミュニティーを出発点として、個性的で自立的な「21世紀をめざした村づくり」をめざすもので、字別構想は、①地区の特性と課題、②地区づくりの目標、③地区づくりの施策、④推進事業の四項目にまとめられました。
地区づくりの目標では、各字毎にユニークなキャッチフレーズが付けられており、「広報よみたん」では、その特色ある構想(村勢要覧に掲載)をシリーズで随時紹介します。
プロフィール
昭和六十年に発足した最も新しい行政区である。民間の住宅団地が集中して開発されたことにともない、新しい住宅地の行政区として誕生した。世帯が若く入居が同時代であったことから、同じような年齢構成になっているのが特徴である。団地開発のなかで集中浄化槽、遊水池、公園などが整傭されている。行政区加入人口は九百十人(二百二十八世帯)で、村内では中規模の地区である。
地区つくりの目標
歴史は浅いが同年代の居住者が多いということから、結束力と自立性に富んでいる。村内では園地開発地区におけるコミュニティーづくりのフロンティアとして注目されている。
新住民のコミュニティーのあり方に―つの方向性を示す例でもある。地域の問題を自らが解決するという住民自治のあり方や独自の地域文化を模索している。手作り公民館建骰事業を軸に創意工夫によるコミュニティーづくりをめざしている。
手作り公民館の建設
公民館建設の要望があるなか、区発足十五周年に向けて手づくり公民館の建設が決められた。建設業にあっては資材提供、設計業にあっては技術提供、一般の人々は労力の提供など、区民それぞれが参加した公民館づくりが進められている。また建設後は、柔軟な発想と遊び心を大切にした“手づくり公民館“の建設を進める。