読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1998年2月発行 広報よみたん / 5頁

新春の空高く凧をあげる 街頭募金に出発 赤十字奉仕団

 新春恒例の親子凧あげ大会(一月三日)に向けた「凧づくり講習会」(読谷凧の会、むらおこし塾・太陽の衆、南海王国・琉球の風主催)が十二月二十一日午後、南海王国・琉球の風プラザビル内で行われ、講習会には二十七組の親子ら四十人余が参加し、沖縄の伝統凧「カープヤー」や「マッタクー」などの凧づくりを教わりました。
 この凧づくり講習会は、これまで村教育委員会の主催で行われてきましたが、今回からこの日に結成された「読谷凧の会」(与久田正輝会長)の主催で開催。参加者は与久田会長やそのスタッフの指導の下、凧づくりの基本(骨組みや寸法、バラソスの取り方)や紙の張り方、糸付け方法などを教わり、手づくり凧の楽しさを味わいました。

 〝新年の光と風のなか凧をあげよう〟と、「親子凧あげ大会」(凧の会、太陽の衆、琉球の風主催)が一月三日午後、スタジオパーク「琉球の風」展望広場で開催されました。同大会の審査の対象は手づくり凧が原則。大会当日は絶好の凧あげ日和にも恵まれ、展望広場には二十四組・約七十人の親子が参加し、昨年講習会で作った凧を空高く舞いあげました。
 凧の種類も大小様々で、カーブヤーやマッタクー、フータンなどの伝統凧に加え、連凧や大凧、虎を形どった凧など奇抜なアイディアを懲らした数種の凧が優雅に新春の空に舞いました。
 審査の結果、次の方々が表彰に輝きました。
【受賞者】
▼ ハイフライト賞
 真栄田瑞季・すずか(座喜味)
▼どでかい賞
 宮里恵里華(喜名)
▼どっしり賞
 新里ほまれ(大木)
▼ミニダコ賞
 里平莉利(座喜味)
▼連凧賞
 前幸地ジュニア(座喜味)
▼良く頑張ったで賞
  宮里政治(喜名)
▼ ファミリー賞
 山内オリバー(大湾)
▼カープヤー賞
 伊佐真龍(楚辺)
▼ アイディア賞
 比嘉ヤスアキ(高志保)
▼団体賞
 太陽の衆(むらおこし塾)

 十二月の『海外たすけあい義援金募集月間』(日本赤十字社主催)中の十二月十六日、日本赤十字社沖縄県支部読谷分区奉仕団では、役場一階口ビーで出発式を行い、村内企業や街頭募金活動に出掛けました。

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