読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1998年2月発行 広報よみたん / 16頁

華やかに成人を祝う 力強く20歳の誓い 仲間の門出を祝う 12月の村人口 人口:35,562人(+28) 男:17,723人 女:17,839人

 「成人の日」の一月十五日、県内各地で成人式が催される中、本村でも村総合福祉センターにおいて「第34回成人式典」が行われました。今年、本村で新成人を迎えたのは五五一人(男性二七四人、女性二七七人)。

 式典会場には真新しいスーツや袴姿の凛々しい男性。振り袖姿のあでやかな女性らが、それぞれの思いを胸に式に臨み、会場は晴れ着姿の新成人たちの華やいだ雰囲気に包まれました。
 その席上、式辞で山内村長は「21世紀を担って立つ青年は大人としての権利と義務を果たし、自分の目標に向かって全力を尽くしてほしい」と激励し、また儀保輝和村議会議長や佐久川政博読谷村青年団協議会会長、松田キク読谷村婦人会会長、伊波栄徳沖縄県議会議員が、大人の仲問入りを果たした新成人に、それぞれに祝福の言葉を述べました。
 これに、新成人者を代表して玉城国聡君と長浜小百合さんが答辞を述べ、力強い決意を表明。また、今回の式典では、読谷村文化協会のメンバーによる琉舞「かぎゃで風」や昭和音楽短期大学卒業生の新城幸子さんと県立芸術大学卒業生の比嘉ノリ子さんが「声楽」を披露して花を添える一方、新成人者には主催者側から記念品(花織のテレホンカード入れ)が贈呈されたのをはじめ、恒例の十秒スピーチでは新成人者一人ひとりがステージに上り、それぞれに成人としての誓いの言葉を述べました。

12月の村人口※表のため原本参照。

また「成人の日」の前の十四日、残波かりゆし学園(上地巌園長)では二人の仲間が成人を迎えたことから、「成人祝賀会・新年会」を催しました。
 今年、二十歳うぃ迎えたのは細川正文さん(大木)と西盛永作さん(渡慶次)。
 同園で細川さんは加工班としてき空缶リサイクルや花鉢製作に携わり、西盛さんが園芸班としてハーブ栽培を担っているという。
 祝賀会には、その家族や多くの園生らが出席する中、上地園長や当真助役が祝辞を述べ、また仲間の園生らが余興を披露して二人の門出を祝いました。

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