読谷村社会福祉協議会へこの程、リフト付きバスが贈呈され、その運行開始式セレモニーが一月十三日午前、村総合福祉セソター中庭で行われました。
これは、第二十回「24時間テレビ□ 愛は地球を救う」の募金の中から、本村社協ヘリフト付きバスがプレゼントされたもの。
本村社協にリフト付きバスが贈られたのは一九八七年の「かりゆし号」に次いで二台目。届いたバスはオートマチック車で運転性能や装備とも最新式。その運行開始式セレモニーには、福祉セソターの職員やよみたん福祉作業所の所員らが出席し、リフトの操作が開始されました。
同席した山内村長は「福祉センターを中心にしてきた実績が評価され、素晴らしい車がお年玉としてプレゼソトされた。男も女も健常者も身障者も、みんなでカを合わせ、地域福祉の発展のために大事に使おう」と激励しました。
「第14回よみたん新春もちつき大会」(国吉トミ実行委員長主催)が一月十日、特別養護老人ホーム・読谷の里で行われ、施設入所者をはじめ福祉関係者、中・高校生ボランティアらが一緒になってもつきを楽しみました。
福祉関係者による新春恒例のもちつき大会は、もちのように粘り強く新年の飛躍を願い、障害者や福祉施設に対する理解と関係者の親睦を目的として村内の九つの福祉団体や施設関者で実施されているもの。
今年で14回を迎えたもちつき大会には、約二百人余の人々が参加し、車椅子の障害者や健常者が共に協力し合い、力強く木根を振り降ろし、もちをつきました。
出来たてのもちは早速、きな粉もちやぜんざい、あんもちなどに料理され、参加者全員で舌鼓をうちました。
その後は余興やレクゲームなどに興じ、皆で楽しい一時を過ごしました。
特別養護老人ホーム・読谷の里で二月六日午前、「おひなさまのお披露め会」(島袋和代施設長主催)が開かれ、入所しているお年寄りや村内の保育園児が一足早いひな祭りを楽しみました。
このおひなさまは、入所者の糸数春枝さん( 84 歳)と職員らが協力し合い、三ヵ月を費やして完成させたもので見事な出来栄え。
おひなさまは木目込み人形で、内裏びなや三人官女、五人ばやしなど全部で十五体。
ステージの幕が上がり、七段飾りのおひなさまが姿を見せると、会場内からは思わず大きな歓声が沸き起こりました。
この日は、日頃から同ホームを訪れ交流している村内の三保育所の園児らも参加し、元気いっぱいに踊りや遊戯を披露。一緒になったお年寄りらも童心に返った様子で、笑顔がこぼれました。