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1998年3月発行 広報よみたん / 15頁

県文化協会賞を受賞 優良土地改良区で表彰 残波 バッテリーカーを導入

 去る十一月二十八日に沖縄県文化協会授賞式が豊見城村中央公民館で行われました。
 この賞は沖縄文化協会が地域の伝統文化及び芸術文化の向上に尽くし、実績をあげられた個人及び団体を顕彰するもので、平成九年度は県内で個人の部三十七人、団体の部九団体が表彰されました。
 読谷村文化協会からは、個人の部で前田利子さん、泉川とし子さん、団体の部で長浜作田米保存会がめでたく表彰され、岳原宜正読谷村文化協会長と共に村長室を訪れ、受賞の報告が行われました。
 前田さんは琉球箏曲の研究・普及に三十四年間尽力し、多くの有能な後輩を育成すると共に、今なお指導者として頑張っていることが評価されました。
 泉川さんは茶道文化の普及発展に二十五年間尽くし、特に教育現場との協力で茶道を通して児童・生徒の情操教育に尽くされたことが評価されました。長浜作田米保存会は、戦後いち早く作田米を復活させ、今日まで伝統芸能の継承に尽力し、地域活性化と文化振興に寄与したことが評価されました。

    【萩川土地改良区】
 昨年十月に開催された「第21回沖縄の産業まつり」で、本村の萩川土地改良区(新垣昇理事長)が有料土地改良区として表彰されました。
 この表彰は、本県の進行発展に寄与し、特に優秀な個人や団体を選定して行うもので、平成九年度の農林漁業賞は園芸・畜産・土地改良の三部門から個人4人、1団体が表彰され、その土地改良部門で萩川土地改良区が受賞の栄誉に輝きました。
 その表彰式が十一月二十七日に那覇市内(西武オリオンホテル)で行われ、新垣理事長に表彰状が手渡されました。

 残波岬いこいの広場(野外活動施設管理係)では今年、子供たちにより楽しんでもらおうとこの程、バッテリーカーを導入しました。
 導入したバッテリカーは六台で、その種類はF1カーや、ライオン、イヌ、ネコ、パンダといった具合に、子供たちにも親しめるように動物などが形どられたもの。
 その試乗会が一月六日午前、同いこいの広場ローラースケート場において行われ、招待された村内の多くの保育園児らが、代わり代わりにバッテリーカーの試乗を楽しみ、黄色い歓声をあげました。

〔4コマ漫画〕渡辺しんやのハッスルファミリーNo.5

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