『皆が支えあい、学びあい、誰もが福祉活動に参加するむら〝よみたん〟をめざして』『生き活き健康のむら〝よみたん〟づくりを推進しよう』をスローガンに、二月二十一日午後、「第5回読谷村社会福祉大会」(読谷村・読谷村社会福祉協議会主催)が村総合福祉センターで開催されました。
本村では、平成五年度に「よみたん村保健福祉プラン21」「よみたん村老人保健福祉計画」を策定すると共に、平成七年度には読谷村地域福祉活動計画「よみたんブーゲンビレアプラン21」を策定し、福祉教育やボランティア活動、在宅福祉活動等の地域福祉活動を推進しています。
大会は、村民が一堂に会し、社会福祉の今日的課題を再認識すると共に、新しい時代の要請に応えられるように保健、医療、福祉の連携と村民総参加による「人間性豊かな環境・文化村」づくりのより一層の推進を図ることを目的に開催されたもの。
式典では、前村長の山内徳信社協会長(現・県出納長)が、二十三年余にわたる福祉施策を振り返りながら「男も女も、健常者も健康でない人も、共に手を携えていける社会をつくりたいという思いで福祉行政を担ってきた」と語り、「皆で力を合わせ、長寿社会を見事に乗り越えていこう」と呼ぶ掛けました。
また、体験・事例発表では喜名保育図の石嶺元子主任が「喜名福寿会との交流を通して」、読谷希望の会・大城陽旨子会長が「希望の会活動を通して」、比謝矼老人クラプの比嘉好子会長が「すてきなライフをめざして」と題して、日頃の活動を通して学んだことが報告され、訪れた人々に共惑を与えました。
また、同大会では手話サークルや要約筆記サークルの仲間が通訳として務めたのをはじめ、会場内には小・中学校の児童生徒や各種団体のボランティア活動活動の状況や各字公民館の「ゆいまーる共生事業」などの活動スナップ(写真パネル)が展示され、人々の目を引き付けました。
今大会では、民生・児童委員や社会福祉団体、社会福祉事業に対する奉仕活動など地域福祉の発展に功績があった六十六人と二団体に表彰状が贈られました。
大会終了後は、宮森小学校の山内昌重教頭による「心を育む~子供達とのふれあいを通して~」の講演が行われ、ボランティア活動の意義(重要性)を唱えました。
『伝統の技と情熱が生みだす手づくりの混もり』をキャッチフレーズに、第5回「読谷やちむん市」(同実行委員会・読谷村社会福祉協議会共催)が、二月二十八日~三 月一日の両日、残波岬いこいの広場にて開催され、市は連日大勢の人々で賑わいました。
同市には今回、村内で活動している二十一窯元が出店。各テナントでは皿や湯呑み、茶わんなどの日用生活品から壺や花器、シーサーなどの装飾品を市価の二割~五割引きの格安値段で販売。村内外から訪れた人々は、品定めしながら目当ての商品を買い求める一方、「ロクロの体験コーナー」や「チャリティーオークション」に参加し、やちむん市を楽しみました。
なお、今回行われたチャリティーオークションでの販売額は、十六万七千三百円になりました。