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二、村政に対する基本姿勢
村政の基本姿勢は日本国憲法の「平和主義」「主権在民」「基本的人権の尊重」「地方自治の本旨」の基本理念を遵守するとともに、その理念を踏まえて制定された「教育基本法」を尊重しつつ村政運営にあたります。
読谷村が一地方自治体にあって、今日まで一貫して「憲法の理念」「教育基本法の精神」を訴え続けたのは、戦前の軍国主義国家日本のアジアヘの侵略戦争をはじめ沖縄戦の反省と教訓に立つからであります。
今年度は第三次読谷村総合計画基本構想(1998年~2007年)のスタートの年にあたります。これまでの第一次~第二次の総合計画基本構想では「人間性豊かな環境・文化村」を目標とし村づくりに大きな成果をあげてきました。過去二十年の実績を踏まえ、更なる発展を目指し「恒久平和」「自主自立」「共生持続」の基本理念に基づき新たな目標を今議会で議案第11号として提案申し上げています。
ゆたさある風水 優る肝心
咲き誇る文化や 村の方針
と掲げ、取り組んでまいります。
ゆたさある風水は「豊かな環境」、優る肝心は「共に生きる」・「心とひとづくり」、咲き誇る文化やは「活力ある社会」を表し、これらを新たな村の指針として、取り組んでまいります。
むらづくりは常々、役場と議会・地域住民が一体となって行う協働作業であると考えております。 読谷村の抱える諸問題解決のため住民対話による村民と共に歩む村づくりに全力を挙げて取り組む所存であります。