県内で見られる白鷺の仲間には、コサギやチュウサギ、アマサギ、カラシサギなど六種ほどがあります。ダイサギは大きさが90cmとその中でも最大の白鷺です。長い足と細長い首を持ち、非繁殖期の冬は黄色になるクチバシも他のサギに比べると長めです。
本士では夏に渡来してくるサギですが、県内では河川や干潟などに冬鳥として渡来してきます。アオサギと同様長い足を生かし、海岸や干潟、河川、湿地で小魚やカエル類などを捕らえてエサにします。
日本では、本州で繁殖し、冬季には南下するチュウダイサギと冬季に中国大陸から渡ってくるオオダイサギの2種類が知られています。
村内では長浜ダムや比謝川などで普通に見られます。
文:県立博物館学芸員
嵩原建二
読谷村商工会青年部(宮城武部長)ではこの程、同青年部が創立20周年を迎えたことからその記念事業の一環として「ステンドグラス壁画」の制作を計画し、1月下旬から製作作業を開始しました。
壁画は役場庁舎正面壁に、村在住の版画家・名嘉睦稔氏が、読谷村の地形を21世紀にはばたく大鳥「鳳凰」に見立てデザインしたのを、色ガラスで製作。壁画は縦・横3メートルでプルーを基調とした鮮やかな色彩で仕上げられ、作業に当たっては同青年部をはじめ、残波かりゆし学園の園生や村内の児童生徒らが協力して進められました。
3月18日には多くの関係者らが参加する中、「除幕式」が行われ、宮城部長が「形に残るものとして壁画に取り組んできたが、素晴らしい場所を提供して頂いた村当局に感謝している。この壁画が村民に愛され、親しまれ、村のシンボルになればと願っている」と語り、これに安田村長は「この鳳凰(壁画)は物凄い意義がある。お互いの村づくりに、今後も心をひとつに頑張って頂きたい」と述べ、引き続き儀保議長や大城勝哲商工会会長が激励の言葉を述ベました。
この壁画の製作費用は約100万円。