去る3月17日に熊本県で開催された「第三回環境保全型農業推進コンクール」(九州農政局、九州・沖縄ブロック環境保全型農業推進会議主催)において、本村の儀間メロン生産組合(粟国成孝代表)が優良組合として表彰されました。
このコンクールは、環境保全型農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改善に取り組み、地域社会の発展に貢献している農業集団等を表彰し、その成果を広く紹介することによって環境保全と農業に対する国民の理解を深めるとともに、地域社会の活性化につながる環境保全型農業の面的拡大に資することを目的に行われるもの。
儀間メロン生産組合の表彰は、平成五年度に栽培農家3人で組合を組織し、定期的な土壌診断に基づく施肥設計、緑肥作物のすき込み、堆肥等有機物の施用、陽熱処理による土壌消毒の実施等、環境に配慮した土づくりを基本とする栽培体系の確立に努めた結果、同組合の生産は収量、品質とも安定し、現在においても農薬等の化学資材施用の低減を考慮した環境に優しい栽培体系の改善や地域における先導的な役割を果たしてきたことが高く評価され、今回の表彰に輝きました。
3月19日午前、栄えある表彰で同組合の粟国代表ら関係者が役場を訪れ、受賞を報告。これに安田村長が祝福の言葉を述べました。
去った2月18日、渡慶次幼稚国において園児と生き活き健康センターのお年寄りとの交流会が行われました。
これは園内にある畑で園児達が真心を込めて育てたじゃがいもが収穫できるほどに育ち、是非お年寄りの皆さんにおいしく食べていただこうと「カレーパーティー」という形で実現したものです。 この日は朝からあいにくの大雨でしたが、園内に入ると香ばしいカレーの匂いが立ち込め、お年寄りの皆さんも歓迎ムードにさも満足そうでした。
園児達によるかわいい余興を楽しんだ後、おいしいカレーライスに舌鼓をうちながら楽しいひとときを過ごしました。
窓の外はバケツを引っ繰り返したような大雨でしたが、かわいい園児達に囲まれお年寄りの皆さんは晴れ晴れとしたさわやかな幸福感に包まれていました。
文:生き活き健康センター
宇地原毅