読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1998年6月発行 広報よみたん / 2頁

待望のごみ・粗大ごみ処理施設完成<比謝川行政事務組合> すみよい環域つくりとごみ減量化のために

 読谷村・嘉手納町の待ち望んでいた『ごみ・粗大ごみ処理施設』が比謝川行政事務組合(管理者・宮城篤実嘉手納町長)の事業により、平成十年三月に総事業費四六億七二四万円を投じ、完成いたしました。
 読谷村と嘉手納町は比謝川を境にして隣接しています。この比謝川を中心として美しい自然と生活環境を守るため、平成六年に広域的なごみ処理行政を推進するために両町村で、比謝川行政事務組合を設立しました。
 年々増加するごみ排出量に対応すめため新しいごみ処理施設の建設を平成六年度から平成九年度の四カ年、国庫補助事業として計画、平成十年三月完成し稼働しています。

 四月二十四日午後、比謝川行政事務組合管理者宮城篤実嘉手納町長や同副管理者安田慶造読谷村長など多くの関係者が出席し、テープカットや竣工式典が行なわれました。
 式典で、宮城町長は「最新の技術と設備を有し、周辺環境の保全のために公害防止装置等も備えた施設であり、この施設を有効活用して、より良い生活環境の実現に大きく貢献できると思います。
 ごみ処理施設の建設にあたり、地域の皆様や関係者に対し感謝を申し上げます。」とあいさつを述べました。
 また、安田村長は「人は生活を営むうえで、どうしてもごみを出さざるをえません。同時に人々はみんな住み良い環境の中で生活を営むことを望んでいます。自然にやさしい環境技術を導入した最新施設は緑豊かな美しい自然と生活環境を守るものと思います。
 ごみ処理施設の建設にあたり、地域の皆様や関係者に対し感謝を申し上げます。」とあいさつを述べました。
 嘉手納町に完成した『ごみ処理施設』は、約七千百平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート・鉄骨造り。地下付、地上四階建て床面積約三五四五平方メートルの大きな建物で一日七〇トンの処理能力を有しています
【施設の特色】
環境保全を優先しながら「ごみ問題」を解決するために、ごみ減量化をめざした施設です。可燃ごみは大気をよごさないように注意しながら焼却し、不燃ごみ・粗大ごみは破砕してから鉄・アルミなどは種類別に選別回収して資源化します。

◆資源ごみ回収(リサイクル)に協力しましょう。
◆ごみ収集の際はできる限り積込み作業に協力しましょう。
◆「燃えるごみ」と「燃えないごみ」を混入しないようにしましょう。
◆ごみは、きめられた収集日にだしましょう。
 新しい施設は四月から稼働しています。

比謝川行政事務組合
ごみ .粗大ごみ処理施設
所在地〒904-0201 沖縄県中頭郡嘉手納町字久得242-1
TEL:098-982-8221
FAX:098-956-5368

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