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1998年6月発行 広報よみたん / 6頁

ジョガーら残波岬をさわやかに力走 中頭V3沖縄マスターズ残波岬駅伝大会 世代を越え

 いつまでも若さと気力を持ち続け、中高齢者陸上競技の普及発展に寄与することを目的とし、長寿県にふさわしい生涯スポーツの祭典として第一二回「沖縄マスターズ残波岬駅伝大会」(主催=沖縄マスターズ陸上競技連盟・読谷村)が四月二六日に行なわれ、マスターズの部で中頭チームが三連覇を飾り、ランナーズの部は浦添ピンキリランナーズが五年連続優勝を果たしました。

 大会は、残波岬いこいの広場周回の九区間39キロのコースで行なわれ、今大会にはマスターズの部に八チーム、ランナーズに三三チームが出場。ランナーは「チームの勝利」「自己記録への挑戦」「走るのが好き」と、それぞれの思いを胸にひた走った。年代を超えた「生涯スポーツの祭典」は今年も、多くの話題を生んだ。地元勢はマスターズの部に中頭マスターズ(島袋辰彦監督)に本村出身が十三人中、七人。またランナーズの部に楚辺走ろう会A(我謝孟正監督)と楚辺走ろう会B (比嘉恒一監督) 、ユンタンザヨンナーズ(玉城義雄監督)がエントリーし、大会を盛り上げました。 競技は安田村長のピストルの合図で両部門のランナーが一斉にスタート。中頭マスターズは花の一区に、与那覇俊江選手を起用、区間二位での力走で二区にタスキをわたす。二区から四区までは我慢のレースで浦添と宮古を追走。五区で与儀幸子選手が区間一位の力走で上位を抜き去り首位を奪取。六区で順位を一つ落としたが七区波平栄市選手が区間一位の快走でばん回し、以後順を維持してアンカー平田清健選手が区間一位の走りで2時間23分5秒のタイムでゴール。大会三連覇を飾りました。また、ランナーズの部は常勝・浦添ピンキリランナーズが前評判どおりの強さで今年も王座を明け渡すことはなく二位に4分差をつけて2時間18分 22秒のタイムで五連覇を達成しました。
 中頭はレース後繰り上げ一位になった一区の与那覇俊江選手を含め九区間中四区で区間賞を獲得しました。
 なお、マスターズの部及びランナーズの部の成績は別表のとおりで、区間賞(マスターズの部のみ)次の方々が獲得しました

区間記録(個人賞)※表のため原本参照。

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