読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1998年6月発行 広報よみたん / 8頁

ユンタンザ産業フェアむら咲まつり ズラリ読谷の特産品

 家族連れでにぎわう
 〝地域特産品の開発と販路拡大や村内商工業者の活力を村内外に広くアピールし、商工業の振興や観光リゾートの振興と地域経済の活性化を図ろう〟と「ユンタンザ産業フェア・むら咲まつり」(実行委員会主催)が四月二五・ニ六日の両日、南海王国「琉球の風」内で催され、大勢の観光客や家族連れの人々で賑わいました。

 むら咲き市場で各種イベント
 読谷村の特産品を一堂に集め、さらには村の産業活性化として期待される観光リゾートの振興として観光施設の有効利用と読谷村をさらに魅力ある観光地にするため、琉球王朝文化漂う南海王国「琉球の風」内で多彩なイベソトが開催されました。
 初日は「琉球の風」門前で、大城勝哲村商工会長や当真嗣清助役、儀保輝和議会議長、関係者によってテープカット。続いてステージでオープンセレモニーが行なわれ、むら咲まつりが華々しく開催されました。
 むら咲市場には、紅いもや紅いも加工品、陶器、ガラス製品などの読谷の特産品を紹介、販売する五十店の出店が並び、スタンプラリー、紅いも斤数当てクイズで多くの観客で賑わい、ステージでは、古中吹奏楽部の楽器演奏、村文化協会「しまうた部会」の民謡ショウー、JAゆいな女性部による村芝居「二人のヤマー」のどを披露。訪れた人々の笑いと喝采を浴びました。謝名邸では午後三時から、二―世紀に活力ある読谷村づくりを!
 観光産業の振興によって読谷村の経済活力を高めよう!
 読谷村をさらに魅力ある観光地にするには!
をテーマに『むら咲シンポジウム』が開催されました。
「自立する沖縄経済―観光産業振興の課題」をテーマに、真栄城守定琉球大学教授の基調講演に続き、(株)沖縄県都市環境デザイソ研究所代表取締役の多田雄紀氏や(社)全国旅行業協会沖縄県支部長の堤朗氏、松田昌彦(株)ユンタンザ社長、石嶺伝實村役場企画・分権推進課係長がパネリストとなって、それぞれの立場からの現状報告や今後の課題や可能性について議論・提言が行われた。

観衆を魅了
 二日目は、スタンプラリーやパーフェクトゲームなどの楽しいイペント。天使館広場で行なわれた調理師による「氷彫刻コンテスト」では、大勢の観客が、その鮮やかな手さばきに見惚れていました。
 ステージでは、舞踊集団「花やから」が豊年音頭ほか十三の舞踊。こども琉球舞踊が琉舞を披露し、観客を魅了しました。カラオケ大会、ご長寿クイズなどが繰り広げられる一方、商工会謝恩福引き抽選会では多くの方々が豪華景品を射止めて喜び。むら咲まつりは各種イベントで、村内外から訪れた多くの人々で賑わいました。

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