去る五月十八日「チーム未来よみたん」の初会合が行なわれ、委員九名に委託状が交付されました。
県内の米軍基地所在市町村は、平成八年八月十九日に発足した「沖縄米軍基地所在市町村に関する懇談会」(島田懇談会)の平成八年十一月十九日の懇談会提言を受けて、平成九年より「基地所在市町村活性化特別事業」を実施していますが、本プロジェクトを推進するために行動力と着想力に優れた青年達の支援や外部の優れたアイデアを吸収することが望ましいとして「チーム未来」の設置が提唱されてきました。
本村におけるプロジェクトは、読谷飛行場の既返還地部分(87ha)の跡地利用として、亜熱帯農工業研究・試験場整備事業を計画しております。「チーム未来」の皆様には、専門的立場からの具体的なアイデア・ご意見等を頂くことになります。
【メンバーは次の各氏】
≪チームリーダー≫
◆池原鈴夫(農業、楚辺)
≪サブリーダー≫
◆幸喜文隆(農業、渡具知)
◆比嘉正俊(農業、座喜味)
◆玉城初彦(農業、座喜味)
◆安田慶敏(農業、渡慶次)
◆平良克次(ホテル日航アリビラ)
◆津波達也(商工会、波平)
◆新垣晃(JAゆいな、儀間)
◆国吉雅和(貿易業、高志保)
うまんちゅのむらやー
~大添公民館落成祝賀会に区民総出で祝う~
区民の手づくりにこだわった大添区(上江洲謙区長、二百四十世帯)の公民館落成祝賀会が六月七日、同公民館で行なわれました。
祝賀会は区民のほか、村内外の関係者が三かして公民館の落成を祝った。料理もこだわりの区民の手づくり。来賓の接待は子ども会が担当。「麦茶はどうですか」「つまようじはいりませんか」と一生懸命にお手伝いをしました。
上江洲区長は「延べ七百五十人の区民が日曜日や祝祭日に参加しての奉仕作業もあって完成した完成した公民館はこれからも区民だけでなく、読谷村の名物、こだわりの公民館「うまんちゅのむらやー」として活用してほしい」と話しました。
完成した公民館は木造平屋建てで沖縄独特の建築技法の雨端(あまはじ)を取り入れている。窓やドアの取り外しが可能で開放的な空間やクーラーのいらないなど区民のアイデアが生かされています。
舞台の紅型のどん帳は女性たち。ベンチはお父さんたち。一角獣は「定年七人組」を中心に子どもたちも協力して完成しました。
建築費用は四千万円余で一千万円を村からの補助、残る三千万円は借入や自己資金、寄付金などで賄いました。