5・15平和行進
五月十六日、5・15平和行進団が本村を訪れました。
平和行進団の歓迎式庁舎前広場で開催。その中で当真嗣清助役は「行進団皆さんにたいへんご苦労様です。この広い補助飛行場のど真ん中に庁舎を完成させた読谷村の基地闘争を肌で感じてください。」と行進団を激励しました。
行進団は楚辺通信所通称・像のオリやトリイ基地のゲート前で「米軍は沖縄から出ていけ」「基地のたらい回しはゆるさんぞ!」「平和な島沖縄を」と怒りのシュプレフコールを浴びせ、激しい姿勢を示し抗議集会を開き軍事基地撤去を訴えました。
普天間基地を人の手で包囲
五月十七日、普天間基地包囲が展開されました。
一万六〇〇〇人の人間の輪で、一一、五キロを十二時と十二時十五分、十二時三〇分の三回に渡り、普天間基地包囲をしました。本村からも多くの参加者で割当場所は普天間基地のメインゲート周辺でした。小雨降る中、家族連れで多くの県民が参加して「普天間基地の無条件返還」を訴えました。
初の女性委員誕生~比嘉好子さん(72=比謝矼)~
比嘉好子さん(72=比謝矼)が女性として初の農業委員に選任され、その辞令交付式が六月十七日に村長室にて行なわれました。
これは農協推薦で得ていた委員(比嘉正善氏=楚辺)の途中交代に伴うもので任期は平成十一年九月三〇日まで。
自ら生産農家としてサトウキビをつくっている比嘉さんは「ユンタンザ18番市」で先頭に立って頑張っている村内農業女性のリーダー的存在。
「農業従業者の四割が女性であり、若い女性に夢と希望を与えるために頑張っていきたい。これまでの経験を生かし村を紅いものむらさき色に染めていきたい」と決意を述べ、これに安田村長は「今回の女性として初めての農業委員の誕生は意義のあることです。後輩の女性に農業の喜びと楽しさを教えてほしい」と激励しました。
Gコンペ収益金を寄付~海邦銀行読谷支店~
沖縄海邦銀行読谷支店(新垣喜春支店長)は創業四〇周年記念事業として、六月八日、役場で村内の小中校の各PTAに活動資金七三万五千円を寄付しました。
これは同行が去る五月二十七日、三六三人が参加して行なわれた四〇周年記念チャリティーゴルフの収益金。村内七単位PTAに十万五千円ずつ、計七三万五千円が代表者に贈られました。