読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1998年7月発行 広報よみたん / 16頁

大ホールネーミング 鳳ホールに決まる 緞帳デザイン原画のコンセプト 愛称(ネーミング)要旨 5月の村人口 人口:35,836人(+29) 男:17,887人 女:17,949人

平成十年二月二日より平成十年三月三十一日までの二カ月間、村民ならびに読谷村に住所、本籍又は職場を有する方々に公募した(仮称)読谷村文化センターの緞帳デザイン原画、大ホールネーミングの審査が(仮称)読谷村文化センター建設委員会の厳選なる審査の結果、次の方々が当選しました。
【緞帳デザイン原画の部】【最優秀賞】該当者なし 【優秀賞】島袋正則氏(具志川市字赤道八-十二)勤務先=中山組 【ホールネーミングの部】【最優秀賞】大城友諠氏(読谷村字渡慶次二)
 また、中ホールのネーミングについては鳳ホールの次に審査員の意見の多かった、大北(うふにし)ホールと命名する事が望ましいとの答申が出されました。

緞帳デザイン原画のコンセプト
 ≪二対の獅子≫
 〝文化の風〟とも言いましょうか、古きも新しきも個々に愛され、守られる文化。時に交わり、さらに新しい文化を創造する。そんな見えない風に魂を吹き込み、二対の獅子が謡い、踊り、表れる様子をイメージしている。
《進貢船》
 図面中心に浮かび上がる進貢船は、夢と希望を求め、未知の大海に挑戦し、力強く前進するイメージをもって抽象的に表現しました。
《円(ゆいまーる)》
 中心から外へと広がる円形には、ここ読谷村を拠点に広がる文化の波が心地よく人々に浸透していく様子、または学びや芸術等、一輪一輪進歩することでもたらされる人々の向上と幸せを表現しました。
《忘れてはいけない、忘れられない日を思って…》
 戦争によって負わされた環境から、美しく故郷を再び取り戻そうと戦ってきた村民の魂を表現したかった。読谷補助飛行場内の庁舎建設が認められた、一九九五年六月十六日、村役場の議場で「やったぞー、やったぞー、やったぞー」の三唱と拳を振り上げたその姿に胸の高鳴りを覚えた事が忘れられなく、その姿をモチーフにデザインされた人間を中心の丸の中に配した。

愛称(ネーミング)要旨
 平和を築く文化の要石として、座喜味城跡を腰当に風水よく聾え立つ読谷村文化センター(仮称)は、鳳鳳に瑞鳥の如く、大北の大地に五音の声を中り建っている。其の中核をなす大ホールが、二十一世紀に羽ばたく文化のアヴァンギャルドの砦になることを願い『鳳ホール』と命名した。

5月の村人口
人口:35,836人(+29)
男:17,887人
女:17,949人
出生〔51〕 転入〔126〕
死亡〔20〕 転出〔134〕
世帯:10,465 (+31)
( )内は前月比

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