読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1998年8月発行 広報よみたん / 3頁

第14回残波まつり ***イベントも多彩に万余の人々でにぎわう*** フェスティバルin残波

読谷村の三大まつりの一つ「残波まつり」(主催・同実行委員会)が6月27□ 28日の両日、残波岬いこいの広場と村営残波ピーチで行われました。
 まつりは今回で14回目を迎えいこいの広場でのステージのほか、村営ピーチでのハーリー大会と洋上綱引きなど多彩なプログラムが繰り広げられました。

 21世紀に向けた村内経済の発展をめざし、読谷村の文化村づくりに寄与することを目的に、読谷村、読谷村商工会、JAゆいな農業協同組合読谷支所、読谷村漁業協同組合、読谷村花織事業協同組合を構成団体として実行委員会が組織され、開催されました。
 いこいの広場には、本村の物産展や花織り体験、農産物展示即売などが設けられ連日多くの人々で賑わいました。
 ステージの初日は、読谷高校ダンス部の躍動感溢れる華麗なダンスで幕開け。ひがけいこ&島太鼓や伊江島の民俗芸能などが披露されました。

旅人と交信
 2日目は、島唄や村文化協会による第3回「口説探訪」もあり、おもろ時代より沖行く船の航海安全を祈願する場所であった残波岬で宇座旅送りモー(ヒータチモー)を老人会と子ども会が再現しました。松の葉をもやしてのろしを上げ、宇座に伝わる「旅送りの歌」に乗せて、老人会と子ども会がカチャシーやパーランクーをたたくと沖合の大型客船(波之上丸)が汽笛でこたえ、「旅人と交信」をよみがえらせました。
 また、ステージでは200人による「上り口説」の大合唱や子ども会、老人会、琉舞道場などが出演し、残波岬は口説一色に彩られました。

ハーリー大会
 ビーチではハーリー大会が行われ、大会には33チームが出場し、熱戦の末チームビオが優勝。2位に波平食品、3位には知花アルミ工業が入りました。大会の船の櫂(舵取り用イエーク)は金城繁信氏の寄贈のもので大会に参加した選手は「前回よりもいい記録がでた。来年も参加したい」と話していました。

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