全身青みがかる色をした大きさ52cmのサギで、背中の羽が笹の葉のように見えることから、この名前がついています。
県内では秋季から冬季にかけて渡来する冬鳥で、主に河川沿いや池のふちなどでみられます。水辺にじっと固まったように立ち止まり、小魚が近づくと素早くクチバシをつっこんで捕らえます。熊本県の水前寺公園にすむササゴイは、発砲スチロールの固まりをくわえて池に放り投げて流し、発砲スチロールに集まる小魚を捕らえるという習性を見につけたことが報告されています。まさに「ルアー釣り」の名手の鳥ということができるでしょう。
県内での繁殖例はなく、本州から九州にかけては夏鳥として渡来してきて繁殖します。冬は九州以南で越冬し、村内でも冬季に比謝川や長浜川など水辺環境であればふつうに見られます。
文:県立博物館学芸員
嵩原建二
区民の待望の親志公民館(屋宜光正区長)が去る3月末日をもって完成し、その落成祝賀会が6月28日催されました。
多くの区民や関係者が出席して公民館の落成を祝いましたその席上、屋宜区長は「建設費用に充てようと、村内でまつりなどのあるたびに区民がバザーを開いたり、区民が一丸となり協力して戦後三番目の公民館として鉄筋コンクリート造2階建てが立派に完成いたしました。この施設を地域の諸活動の場として大いに活用しもらいたい」と式辞を述べました。
吉山盛安公民館建設委員長や吉山盛章氏の経過報告に引き続き、安田村長、那覇防衛施設局長、儀保村議会議長、伊波村教育長らがそれぞれに「この施設が親志区や地域の教育、文化、福祉の場として利活用されることを期待します」と祝辞を述べました。
その後、行われた祝賀会では、区長会の五名による幕開けや各種団体による余興が披露され区民共々に公民館の落成を祝いました。
交通安全運動(7月9日~18日)に先立ち、7月8日、比謝橋において出発式が催されました。式では、当真嗣清助役や宮城篤実嘉手納町長のあいさつがありました。終了後、チラシなど配布し、交通安全をアピールしました。