県内では秋季から冬季に渡来するサギの仲間で、主に河川や池、ダム湖近くなどで見られます。大きさは57cm程で、主に夜間活動します。成長では写真のように全身濃い青みがかる羽色に、頭部は黒くなる美しい鳥で、まさに「五位の位」にふさわしいサギです。
一方、若鳥は全体茶褐色で、全面に白い斑点が出て「星ゴイ」と呼ばれることもあります。
沖縄の方言名では「ユガラサー(夜ガラス)」と呼ばれ、忌み嫌われる名前がついています。これは、本種が夜間に渡っていく時や夕方にエサを求めて活動するとき、姿も見えないのに「グアー、グアー」とカラスのように一声鳴いて飛び回ることに由来します。
県内での繁殖例は知られておらず、本州から九州にかけては留鳥として生息し、繁殖もしています。村内では冬季に比謝川や長浜ダムなどの水辺環境で小数が見られ、夏場も居残っている個体もいます。
文・・県立博物館学芸員 嵩原建二
親子海人体験”島かつお“とおどる!
生涯学習課主催のふれあい学級が8月12日の早朝、団地から飛び出し、都屋漁港から42人の元気な親子が船出しました。
当日は、照りつける太陽が背中をさす船上で定置網の引き揚げ作業の見学をしました。
網の中のイカやサワラなどたくさんの魚に子どもたちは大はしゃぎ、特に当日は島かつおが大漁で水面高く跳びはねる姿に大感激。三時間余の漁も何のその、漁師のおじいさんがさばいた船上での取り立て"さしみ“に舌鼓を打ちながらまたたくまに平らげ満足げでした。
文・津波古菊江(生涯学習課)
県内の知的障害者施設代表選手が、スポーツ活動を通して相互の親睦交流を深め、心身の発達と社会参加の促進に寄与することを目的に7月3日、村運動広場と勤労者体育センターで知的障害施設利用者親善球技大会(沖縄県知的障害者福祉協会主催)が開かれた。
県内25施設から350人の知的障害や施設職員が参加し、ソフトボール、ミニバレーボール、ティボールの三競技でさわやかな汗を流しました。
今年で3回目となる同大会には村内から残波かりゆし学園と高志保園が参加しました。
参加した施設の園生は、生き生きとしたプレーや仲間に声援を送っていました。
”みんなの将来のために、家族について話し合いませんか”
日時:平成10年9月17日(木)夜) 7時~9時30分
場所:読谷村中央公民館ホール
講師: 沖縄国際大学教授玉城隆雄氏
主催:読谷村役場企画分権推進課
お問合わせ□982-9205 (石嶺・儀間)
どなたでもお気軽にご参加下さい。