読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1998年10月発行 広報よみたん / 7頁

ミス「かぐや姫」来村 『震度7』を想定し訓練 夏の子ども交流 パラミツの香りがいっぱい!!~南米の果実~

 読谷村商工会(大城勝哲会長)と交流を深めている鹿児島県宮之城町のミスかぐや姫、高嶺織衣さん、杉本美代子さん、田中眞喜子さんが、9月3日に本村を訪れました。
 同町は、竹細工などの工芸品で竹の町づくりとして全国的に有名な町です。ミスかぐや姫は8月に開催される「宮之城夏まつり」で選出され、今回訪れた3嬢は第16代目。
 美女3人は観光大使を目的に来県し、県内観光や読谷村商工会青年部員との交流を深めました。

 9月1日の防災の日に、県の総合防災訓練が開かれました。今年は、沖縄本島近海で震度7の地震が発生したという想定で訓練が行なわれました。
 この訓練は、地震における農業用ダム・ため池の臨時・緊急点検及びこれらの情報伝達の訓練を実施する目的で行なわれ、本村の長浜ダム堤体部において測定機器のデーターに異常がみられ亀裂が生じた恐れあるとの想定訓練。村農業推進課や長浜川土地改良区、関係者で災害状況把握調査の結果及び報告などの迅速な情報伝達が行なわれ、無事訓練は終了しました。

~新潟県大和町との交流~
 読谷村職員労働組合(長浜真俊委員長) と大和町職員労働組合は、10年におよぶ役員交流を踏まえ、両町村の将来を担う子ども達に広い視野と、南国沖縄で生涯つきあえる友達作りを目的に、7月27日~30日の間、民泊交流を行ないました。
 大和町からの交流児童は10名引率3名が来村し交流を深めました。
 交流団は、家庭民泊や海水浴、琉球舞踊、沖縄料理などを楽しみ、交流を深めました。

 山内輝雄さん・スミ子さん夫婦(伊良皆218-4)宅にめずらしい南米産の果実パラミツが大きな実を付け、伊良皆区民や村内外からこの果実を見ようと山内さん宅を訪れました。
 このパラミツは山内さんが7年前に植物園で幼木を買ってきて庭に植えたところ大きく成長したという。常緑高木。葉は長さ20cmぐらいで質厚く、表面に光沢がある。雄花と雌花があり。雄花は太い枝や幹から出て、成長して果実となる。果実は重いもので17キロもありました。
 沖縄での結実期は7~11月ごろ。奥さんのスミ子さんは「初めての果実で食べ方がわからず、熟れすぎてしまった。専門家の話しではよく熟すると独特の香りがしておいしくて、種も焼いたり煮たりして食べると栗のような歯触りと味がするとのこと」と話していました。

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