サトウキビの収穫も終わり、農地の耕転作業のために耕転機が入ると、どこからともなく白サギが集まってきます。これが「アマサギ」で、夏羽は頭部から首にかけて赤みがかかるオレンジ色になり、この飴色から「アマサギ」と名付けられています。
また、牛を放牧している牧場などでは、牛のそばを一緒に歩いて、牛におどろいて飛び出すバッタをつかまえてエサにしています。時には牛の寄生虫も捕まえてくれますので、牛にとってもよいパートナーです。
県内には秋季から冬季に見られる旅鳥か冬鳥ですが、初夏に夏羽になって渡りの途中に立ち寄る個体もいます。主に小さな群で行動し、単独でいることはそうありません。村内でも読谷飛行場や残波岬周辺などの畑地や草原地域で見られます。
文・・県立博物館学芸員
嵩原建二
沖縄観光の親善使節ともいうべきミス沖縄選出大会(主催・沖縄観光コンベンションピューロー)が、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで華やかに開催され、新しい県の親善交流使節が誕生しました。
同選出大会に本村から出場した山内由香里さん(19歳=瀬名波531-4)が98年度ミススカイブルーに選ばれました。
8月27日、ミススカイブルーの由香里さんは、おばあさんの当山シズさんと役場を訪れ、第18代ミス沖縄の栄冠を報告。村長室で、由香里さんは「明るく、元気よく感謝の気持ちをもって、ゆいまーるのこころを持ち、助け合い、古くから伝わる伝統文化やカチャシーを皆さまにピーアールしたい」と抱負を語り、これに答えて安田慶造村長は「山内さんをはじめ、読谷の若い人達はものおじせず堂々としている。県内外での皆様方のご活躍はゆんたんざの若者に夢を与えるだけでなく、全村民の喜びである。」と褒め、祝福いたしました。
由香里さんは今後1年間、150回のイベントや沖縄コンベンションビューローでの200日間の業務で沖縄県の観光ピーアールや県の公式行事などに参加し、親善交流使節として8月1日の観光の日より活躍します。
由香里さんがミススカイブルーとして、また読谷村の顔として、明るく、笑顔を絶やさず活躍することを期待いたします。