読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1998年11月発行 広報よみたん / 17頁

読谷の自然(30)=鳥類編【冬鳥】= ~畑のチドリ~ ムナドリ 最優秀賞を受賞 第28回美化コンクール 大湾婦人会 宮平和美さん 全国地域安全運動ポスター・標語で優秀賞を受賞 比嘉知春君(古中2)

 大きさが二十cmと中型のチドリで、刈り取り跡の牧草地や草原、耕した跡の畑地、海岸干潟などに小群をなして渡来します。「ムナグロ」という名前の由来は、繁殖期の羽が顔から首、下腹にかけて黒くなることからきています。県内では繁殖期の羽を持つ個体を見る機会は少なく、大部分は非繁殖期の羽の色になった個体です。繁殖地は遠くシベリアのツンドラ地帯で、冬季にはオーストラリアまで渡り、その途中に旅鳥や冬鳥として沖縄に立ち寄ります。村内では、渡具知の海岸や読谷飛行楊跡、米軍基地内の芝地、残波岬の草原などでふつうに見られ、羽を休めます。方言名は「ハルチジュヤー」。
文・・県立博物館学芸員
嵩原建二

 読谷村婦人会(池原ケイ子会長)主催の第二十八回美化コンンクールが九月二十一~二十二日の二日間の日程で行われました。
 同コンクールは、村婦人会が緑と花いっぱい運動を推進し、地域の環境美化に務めることを目的に行われるものです。今年は、団体の部で大湾婦人会(新崎歯科前)が最優秀賞、瀬名波婦人会(瀬名波公民館)、楚辺婦人会(楚辺バス停)が各々優秀賞、個人の部は宮平和美さん(高志保婦人会)が最優秀賞、屋宜澄江さん(渡具知婦人会)、山内慶子さん(長浜婦人会)が各々優秀賞に輝きました。
 なお、婦人会の各地域における美化環境活動は県内外でも高く評価されています。

 七月九日、平成十年全国地域安全運動用ボスター・標語の県内応募作品の審査が行われ、その審査の結果、(財)沖縄県防犯協会から比嘉知春君(古堅中二年)がポスターの中・高校生の部で表彰(優秀賞)されました。
 その伝達表彰式が、十月十二日、古堅中学校で行われました。照屋林□校長は「多数の作品のなかでの優秀賞は本人はじめ学校の名誉である。これからも一生懸命がんばってください」と比嘉君を激励しました。

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