◎「森の中の村民センター地区形成」
村民センター地区の整備は、21世紀における村民活動の中心地づくりです。むらと都市の融和を課題とする地域づくりにおいては、従来型の街を前提とするのではなく新しいタイプの地区整備が必要です。車社会の利便性を備え、かつ豊かな環境の中に村民が集う中心、すなわち森の中のセンター地区形成をめざします。
また村民センター地区の整備とあわせて、教育・コミュニティ施設等の整備と小学校区の再編性を計画的に進め、住宅地の拡大方向を誘導するとともに、村民センター地区を中心とする生活圏の再編性を促すものとします。
◎「十字環状道路網の整備」
村民センター地区に接して計画されている国道バイパスは、高規格で計画される主要幹線であり村内道路網を抜本的に見直す影響力を持つ道路であります。この国道バイパスを軸に中心地区の形成、及び環状に発達した市街地の連結強化を基本として十字環状型道路網の整備を推進します。すなわち国道バイパスに対して東西横断道路(中央残波線)を計画し、十字型に交差する道路網とし、十字路(大カジマヤー)への村民センター地区と生産・流通地区の配置により中心地区を形成します。また環状に発達した市街地連絡のため県道6・12号線の環状道路の強化をはかり、これを補完して村民センター地区へ直結する道路網を整備します。
〔地図〕道路網計画は原本を参照すること
〔イメージ図〕読谷村文化センター(仮称)は原本を参照すること
将来像-黄金の花さくむらづくり拠点(読谷飛行場転用基本計画イメージ図)