「成人の日」の一月十五日、村総合福祉センタ□で「第三十五回成人式式典」が催されました。二十世紀を飾る今年、本村で新成人を迎えたのは五二二人(男二六二人、女二六〇人)で、華やかに成人を祝いました。
式典会場には、スーツや羽織袴姿の男性や振り袖姿の艶やかな女性らの新成人達で賑わいました。
式典で、安田慶造村長は「素晴らしい村づくりの担い手の一人として頑張っていただき、すてきな大人になってくさだい」と激励し、また、儀保輝和村議会議長や池原康司村青年団協議会会長、池原ケイ子村婦人会会長、伊波栄徳県議会議員が大人の仲間入りした新成人に祝福の言葉を述べました。
成人者を代表して大城隼人さんと玉城しのぶさんが答辞を述べました。また、琉舞「かぎやで風」や前川佳央さんが「声楽」を披露して式典に花を添えました。成人者には主催者から記念品が贈呈され、恒例の一〇秒スピーチでは一人ひとりがステージに上がり、成人として誓いの言葉、「社会人として頑張っていきたい」「仕事が欲しい」「読谷村で働きたい」「すてきなおとなになりたい」などを述べました。
なお、式典で、司会者からキロロに続き全国デビューする比嘉あゆみさん(楚辺出身)が紹介されました。
知的障害者の自立と職業訓練を行っている残波かりゆし学園(上地巌園長)の成人祝賀会・新年会が一月十四日、同学園で行われました。
今年、成人式を迎えたのは新垣理香さん、大城江利子さん、野波歩さん、神谷嘉鷹さんの四人で、祝賀会は、家族や園生らが出席し、上地園長や新崎盛繁理事長、安田慶造村長が祝辞を述べ、四人の門出を祝いました。
司会進行や余興、記念品贈呈など園生が行う手作り祝賀会。あでやかな着物や羽織はかま、スーツ姿の四人は、終始笑顔を見せていました。