読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1999年4月発行 広報よみたん / 8頁

想い出いっぱいの卒業式 読高・読中・古中 読谷の心・ゆいまーるで卒業 -玉城めぐみさん(読谷高)-

想い出いっぱいの卒業式 読高・読中・古中 読谷の心・ゆいまーるで卒業 ー玉城めぐみさん(読谷高校)ー

 「思い出を胸に 夢の階段駆け上がれ」を卒業式テーマに、県立読谷高校(宮本春正校長)で3月1日、卒業式が行われ、287名が社会へ巣立ちました。
 身体のハンディを乗り越えて社会へ巣立った玉城めぐみさん(渡慶次38-2)に周囲から温かい祝福が相次いだ。
 学校側は、めぐみさんの3年間の頑張りを褒めたたえ激励しました。
 めぐみさんは幼い頃から足が不自由で小、中学校は渡慶次小、中学校は渡慶次小、読谷中に通った。地元の高校を希望し、読谷高校に合格した。 学校への送り迎えは両親の朝信さん、弘子さん、祖母の儀間シゲさんが分担し、母親の弘子さんが身体に障害を負ってからはほとんどがシゲおばあさんが付き添った。校内では級友や先生方との二人三脚で楽しい学園生活を送った。
 めぐみさんは「事務的な仕事がしたい。役場に勤めて地域の人のために役立ちたい、18年間、私に関わってきた、お友達や先生方にひとりひとりに「ありがとう」と言いたい」と笑顔で語りました。
 また、学校側もめぐみさんが入学してからは、スロープや手すりなど障害者に配慮した施設を整え、暖かく迎えていただきました。

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