読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1999年4月発行 広報よみたん / 6頁

(7)地域からの仕事づくり

 農業につきましては、本年度より着手致します農村総合整備事業により農地保全事業として宇座地区遊水地の整備を行います。
 県営・団体営事業と致しましては、水環境整備事業、高志保地区における担い手育成畑地帯総合整備事業や宇座・波平・座喜味地区のかんがい排水事業を継続実施致します。
 サトウキビにつきましては品質向上、生産拡大を図るため優良種苗確保安全対策事業や生産振興対策事業を実施いたします。また、紅いもの生産拡大のため、地域資源活用新製品開発事業により生産農家の所得向上と食品加工業者の育成を図ります。
 畜産業についても引き続き優良種畜導入を実施し、生産拡大や環境衛生対策を推進致します。
 また、昨年より取り組まれております「ふれあい農園(村民リフレッシュ農園整備事業)」につきましては、身障者及び高齢者用6区画を含む59区画の農園を整備し、高齢者等の生きがいや児童生徒の体験学習、交流の場として活用を図ります。
 水産業につきましては読谷村漁業協同組合と連携し、沿岸における水産資源の保全に努め、優良種苗導入による養殖試験や地域漁業活性化を支援し漁家の経営安定に努めます。
 次に商工業・観光の振興につきましては、引き続き読谷村商工会育成事業、中小企業育成事業を実施致します。また、本村観光の拠点であります残波岬いこいの広場運営の充実を図り、観光関連業者等と連携し「残波まつり」や「ちゅーばーリーグ」等のイベントを実施し、併せて、商工観光情報発信事業により観光客の誘客に努め観光振興を推進致します。
 地域活性化のためスタジオパーク「琉球の風」につきましては商工会関係者と連携しその利活用に努めます。
 また、共同販売センター厨房の増改築を行い、増大する顧客に対処するとともに福祉的雇用の拡大に努めます。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。