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去る、四月二十六日、読谷村精神療養者家族会の平成十一年度総会が、読谷村生き活き健康センターに四十人余の関係者を集め開催されました。
安田村長は、「これまでずっと皆さんの活動を見ておりますが、いっぱいご苦労があったかと思います。」と述べ、その中で「なごみの会」のボランティア活動に感謝の意を表しました。
同総会では、来賓のコザ保健所の安富祖朝正氏は、読谷村には同家族会があり、杜会復帰に取り組んでいる皆さんに敬意を表するとして、読谷村は特に福祉行政に優れており他市町村の手本になっております。今後とも障害者にやさしい村づくりを目指して欲しい、と地域行政に訴えると同時に、最近では当事者が前面に出てきており、地域の皆さんとありのままに隠さず堂々と生きることが望まれています。と述べられました。
また、県精神障害者福祉会連合会の山里八重子会長は、読谷村は家族会の結成も早く、他市町村の模範となっていることを紹介、村行政にも希望を素直に訴え、長期療養者が地域で活動していける受け皿づくりが重要であることを強調されました。
それを受けて同家族会として作業所の法人化に向けた活動やデイケアヘの積極的な協力等頑張っていくことを確認しました。懇親会では、入所者と職員によるエイサーが披露され、家族会から舞踊が、また、福村琉舞研究所からは予どもたちによる鳩間節などが披露され、その愛らしさに会場からは惜しみない拍手が送られました。