読谷村高齢者等給食サービスが開始
一人暮らし老人や高齢者のみ世帯への給食サービスが六月一日よりスタートしました。
その給食配送車「きゅうちゃん号」の届いた六月八日に、総合福祉センター中庭において、その開始式が執り行われました。
これまでの無料の食事サービス事業は昭和五十六年よりボランティアに支えられて開始されましたが、当初月二回から週一回になり、九十五人の利用者に配達をしてまいりました。
利用者にとって、配達日以外の日の食事の準備や調理は容易でなく、市販のお弁当やインスタント食品に頼ることが多く、食生活が不規則になりやすい状況にありました。また、従来の週一回の「ふれあい型食事サービス」では利用者の健康維持において難しい面があるため、特に村に要請して、今回週五日の「生活支援型給食サービス」の実施となりました。
今回の給食サービスは、国県、市町村補助事業で、読谷村より社会福祉協議会が受託して、利用者の食生活改善と安否確認を主目的に行われます。
食事面では「読谷の里」の全面的な協力を得て実施されるもので、食事は利用者の自宅へランチジャーで届けられます。
配食は週五回(月~金)で、祝祭日及び年末年始を除く夕食時の一回で、給食費は一食三〇〇円で食券を購入していただきます。
この給食サービスの申請は役場健康共生課及び社会福祉協議会に申請書が備えてありますのでご利用下さい。
出発式に臨んだ、安田村長(社会福祉協議会会長)は「今後の高齢化社会に向けての諸問題に対して計画的に対処していきたい。そのためには皆さん協力が是非必要です。「読谷の里」の献立は栄養バランスが十分考慮された給食であり、配送する側も会話を通してその安否等に気を配って下さい。」とあいさつが述べられました。