読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1999年8月発行 広報よみたん / 4頁

古堅公民館が落成

古堅公民館が落成

 古堅公民館の老朽化にともない久しくその新築が待たれた公民館が完成し、六月二十六日に来賓、関係者、多くの区民が集いその落成式が挙行されました。
 古堅公民館は昭和三十六年に建設をいましたが、四十年近くの年月が経過し、近年盛り上がりを見せている公民館行事及び活動に不便を感じはじめ、公民館新築期生会(伊波寛裕会長)を平成八年に組織し、公民館建設に取り組んでまいりました。
 伊波期生会長は「区民は数年前から資金造成に取り組み、字費からの積み立てをはじめ、古紙・空き缶のリサイクル活動等の手だてを講じながらいろんな活動を展開し、大変でしたが国、県、村のご協力で完成を見ることができて関係機関に感謝申し上げます」と感慨深げにその完成を喜びました。
 池原元吉区長は「ここに古堅地区学習等供用施設として公民館が完成できたことは那覇防衛施設局ならびに読谷村、ひいては区民の皆さんのおかげです。今後、行政区を中心に、教育・文化・福祉活動の場として区民が等しく集い、いこいの場になるように使わせてもらいます。」とあいさつが述べられました。
 古堅地区は旧古堅国民学校敷地を含め、その中心地を古堅航空隊家庭部隊として接収され、西側の押しやられ狭隘な生活空間での生活を余儀なくされていましたが、昭和五十二年念願の返還がかない、その地域に区画整理事業の導入を図り、平成二年に完了して、すばらしい住環境が整いました。その事業導入に際して字有地を集約、将来の現公民館敷地を確保し、今回の新公民館の落成を迎えております。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。