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1999年8月発行 広報よみたん / 6頁

ノーベル平和賞を夢見る村民基金を交付

ノーベル平和賞を夢見る村民基金を交付

 平成十一年度のノーベル平和賞を夢見る村民基金の助成金の交付式が七月八日に役場三階の応接室で行われました。
 読谷村の歴史、伝統文化、産業等を活かし、自主的・主体的・創造的な地域づくりをと創設された同基金交付も一〇年目を迎えております。今回は次の五団体が交付を受けました。
◎渡慶次獅子舞クラブ(玉城安徳代表)三〇万円 ※渡慶次獅子舞クラブは、獅子舞を通じて地域の子供達の健全育成と伝統文化の継承を目的に活発な活動を展開しており、今回、八重山の伝統芸能関係者と交流を通して自信と誇りを育むものとする。
◎座喜味子供会育成会(喜友名昇代表)五万五千円 ※座喜味は村内でも有数のカー(井泉)に恵まれた地域であり、そのカーの水辺空間としての周辺整備を行っていくものとする。
◎波平昭和二十五年生とらの会(比嘉清春代表)十四万円 ※波平東門周辺の美化環境が婦人会の手で整備されてきており、今回昭和二十五年生とらの会が西側部落入口周辺の環境美化を図ることにする。
◎大添公民館(友利初美代表)五万五千円 ※今年度北海道のアイヌ古式舞踊団が沖縄を訪問するにあたり、大添に一行を迎え、アイヌ民族の伝統文化に触れ、交流を深めることを目的とする。
◎読谷村文化協会(丘原宜正代表)百十九万円 ※在伯読谷村人会創立三十周年記念式典及び祝賀会に文化協会のメンバーを派遣して、琉球古典音楽・民謡・民俗芸能の公演をする。同村人会のこれまでの労をねぎらい、友情を深めることとする。

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