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1999年8月発行 広報よみたん / 16頁

大添公民館でアイヌ民族との交流資金造成バザーを開催

大添公民館でアイヌ民族との交流資金造成バザーを開催

 大添公民館において公民館建設一周年を記念して、六月二十八日にバザーが開催されました。
 今年の十一月にアイヌの人たちを大添に招く目的で開催されたもので、文化交流になることが期待されます。
 公民館中庭では焼き豚、新鮮無農薬野菜・小物・焼き物・衣類・花・リサイクル品など所狭しと二十三店舗が出店、子ども会は飲み物・おもちゃを広げ、呼び込みに余念がありませんでした。
 また、公民館玄関には機織りの体験コーナーもおかれました。施設に通う子ども達が蚕を飼育して、糸紡ぎ、染め、そして機織りときれいに仕上がったのれん等が展示販売されておりました。
 ホールでは「アジアの子ども達に今少しだけ優しい心を」と、日本青年会議所沖縄ブロック協議会の池間哲郎氏がアジア各地で貧困に苦しむ子ども達の様子を六十八点の写真のパネルで展示し、パネルの中でアジアを中心に一日四万人が病気や飢えで死んでいることや、七歳の子どもが売春婦として売り買いされている状況を知らされ、参観者は衝撃を受けていました。

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