夏の交通安全運動出発式
「スピードとスリルに散らすなこの命」を運動スローガンに、七月八日に役場正門前に関係者多数を集めて、平成十一年度夏の交通安全県民運動出発式が開催されました。
街頭パレードの出発式にあたり、安田村長は「日頃から登校時には児童の交通指導に頑張っていらっしゃいますが、今後とも、事故防止のため、更に頑張りましょう。」とあいさつ。
交通安全協会の與那覇孫太郎会長より「長期の夏休みに入り、子供たちを事故から守る目的で実施されます。根気強く運動を展開することで、地域での無事故をめざしたい。」とあいさつ。
今回は特に重点運動として、若年層の暴走行為等交通ルールの遵守、シートベルト・チャイルドシートの着用促進、飲酒運転の追放が示されました。
昨年の本県で発生した若年層の死亡事故件数は二十五件で相変わらず高い数字を示しめしている。また、県民のシートベルトの着用率は極めて低く、着用の高揚を図ることとする。特に飲酒運転の追放については、死亡事故の多くは飲酒運転がらみでであり、増加傾向にある。今年七月六日までの検挙は七一四二件でその内二三六人が逮捕された。飲酒運転の防止は急務であり、読谷村・嘉手納町での全世帯へチラシ配付をして啓蒙活動を実施した。
パレードは嘉手納へ南下する南コースと読谷の北コースに別れてパトカーが先導する中、実施されました。