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1999年9月発行 広報よみたん / 8頁

長浜川土地改良区理事が交代

長浜川土地改良区理事長の交代

 長浜川土地改良区理事長の交代式が七月九日長浜ダム広場で行われ、安田慶文氏から新理事長の仲宗根盛敏氏へ土地改良区関係書類が引き継がれました。
 安田氏は、昭和四十九年のボーローポイント返還軍用地地主会長を皮切りに、西部連道改良区理事長、各土地改良区合併後の今日まで二十五年間にわたってご尽力されました。
 安田氏は、「退任にあたり心残りであるが、昨今の将来的農政は国民的農業基本法を策定する動きにあり、理事の皆さんは組織を強化して、地域農業と水を守る努力を継続して下さい。」とのあいさつを述べました。
 また、前山内村長の近代農業への施策に触れ、「農業の水問題を重点に考え、二〇年も前にこのダム構想を打ち立て、そのご苦労は少なくなかったと思いますが、現在その組合員は一、三六五人を数え、土地改良区内圃場はダムから供給される水で潤っており、その功績は大きい。」と感謝の意を表しました。
 理事長を引き継ぐにあたって理事及び職員に「長浜川土地改良区の受益者一人ひとりとのコミュニケーションが最とも大切です。みんなで力を合わせて今後とも奮闘してください」と激励しました。
 新理事長に就任した仲宗根盛敏氏は「安田前理事長には長年の経験から色々な示唆を受けており、その経緯を踏まえてその運営に尽力したい。また、立派な理事の皆さんがおり、是非ともお力添えをお願いします。」と就任の決意を述べました。

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